文化行事報告



令和6年・2024年



第12回夏祭り盆踊り大会(令和6年8月24日)

 フランクフルトでは毎年、日独盆踊り会によって日本の夏の風物詩「盆踊り」が開催さ れます。盆踊りは、年齢を問わず誰もが楽しめる日本文化のひとつです。今年も熱強い日差しのもと、8月24日にフランクフルトのリープフラウエンベルクで第12回夏祭り盆踊り大会が開催され、多くの人が集まりました。

2024年のマイン祭(令和6年8月16-18日)

 8月16日から18日にかけてオッフェンバッハで「マイン祭り」が開催され、来場者は日本の祭りのスタイルにのっとり、美味しい食べ物や屋台、ゲームなどを楽しみました。
 本番直前の8月1日、日本の伝統文化やポップカルチャーのドイツでの普及という多大な功績が認められ、マイン祭り実行委員会には外務大臣表彰が授与されました。細かくはこちらにご覧ください: マイン祭り実行委員会への外務大臣表彰授与式(令和6年10月2日)

 総領事館のブースにも多くの方々にお越しいただき、箸掴みゲームに挑戦いただきました。挑戦者の一人のマリーさんは17秒という破格の記録を打ち立て、優勝されました。シュテファン・ツァイデニッツ独日協会フランクフルト副会長は両手を使って箸掴みゲームに挑戦されました。



チェンバロコンサート(令和6年8月13日)

 当館はフランクフルトの日本法人会、独日協会、日本文化普及センターとともに、聖カタリナ教会でチェンバロのコンサートを開催しました。
 世界的に著名なオーケストラ、バッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーである鈴木優人氏が、バッハの「平均律クラヴィーア曲集」第1巻の見事な演奏を披露され、聴衆を魅了しました。



2023年作文コンクール(令和6年7月5日)

 2024年7月5日、総領事公邸において、学校訪問プログラム「Japan im Klassenzimmer」(「教室の中の日本」)の一環として毎年行われる作文コンクールの表彰式が開催されました。 フランクフルト独日協会、日本文化普及センター及び当館が共催する同コンクールには、前年度の学校訪問プログラムに参加してくださった全ての生徒の皆さんが応募することができます。今年は優秀賞10作品が選ばれ、以下の生徒の皆さんが表彰式に招待されました。
細かくはこちらにご覧ください。



Wie.MAI.KAI 2024年(令和6年6月15-16日)

 6 月 15 日から 16 日にかけて、アニメ・マンガ日本コンベンション「Wie.MAI.KAI」がフレースハイムの市庁舎で開催さ れました。開会式では、ブリッシュ・フレースハイム市長と当館の市原次席が歓迎の挨拶をしました。
 本イベントでは多彩なステージプログラムが実施されました。コスプレ、カラオケ、アニメ映画の上映、アニメソングや日本のポップミュージック、声優を招いたステージプログラムなど、日本のポップカルチャーに焦点を当てたコンベンションである一方、来場者は日本の伝統文化も体験することができ、囲碁やけん玉、弓道などに挑戦しました。



ドイツ弓道選手権大会(令和6年6月8日)

 6月8日から9日にかけて、フランクフルト弓道場にてドイツ弓道選手権大会が開催され、当館も歓迎の挨拶にご招待いただきました。
 弓道は剣道、合気道、空手などと並ぶ日本の伝統武道のひとつです。フランクフルト弓道協会(Kyudojo Frankfurt am Main e.V.)は長年にわたり、弓道を通じた当地の日本文化普及に尽力され、その功績から令和2年度の外務大臣表彰を授与されました。
 写真左から当館土屋領事、ハウク・フランクフルト市議会議員、バイヤー・フランクフルト弓道協会会長。



第24回日本映画祭ニッポンコネクション(令和6年5月28日-6月2日)

 第24回ニッポンコネクションが開催されました。雨にもかかわらず、今年は約19,000人の観客が来場され、来場者数の新記録を達成しました。ニッポン・コネクション・チームをはじめ、映画祭を成功に導いてくださったすべての関係者、サポーターの皆さまにお祝い申し上げるとともに、多大なご尽力に感謝申し上げます。
 当館は3つの後援団体の一つとして開会式と閉会式に出席し、麻妻総領事がご挨拶を述べました。また、和太鼓ソリストの谷口卓也氏と日本のバンド「SAMURAI APARTMENT」によるコンサートを共催したほか、広報文化班が、子ども向けワークショップとして、遊びを交えた日本文化紹介を行いました。多くの方々にご来場いただき、大盛況でした。



NonkiCon 2024年 (令和6年5月25-26日)

 5月25日から26日にかけて、第3回NonkiConがシュパイヤー市で開催さ れました。イベントの開会式には麻妻総領事も参加し、歓迎の挨拶を行いました。
 イベントの主催団体として、シュパイヤー市での日本文化普及に励んでこられたNonkiConチーム、独日協会フォーダプファルツ (Kopf hoch Japan)の皆様のご尽力に感謝申し上げます。
 ご来場の皆様には、このイベントのモットーのように、日本の伝統的な文化と現代的な文化の両方についてより深く知っていただく機会となりました。
 例年通り、当館広報文化班もブースを出展し、お越しになった方々には、人気の箸掴みレースを楽しんでいただきました。



フランクフルト・ゲーテ大学での日本企業と学生の懇談会(令和6年5月6日)

 5月6日にフランクフルトのゲーテ大学にて、当館とゲーテ大学が共催で、大学生と日本企業の交流会を開催しました。
 ゲーテ大学のシュトルツ教授、井上・フランクフルト法人会副理事長、麻妻総領事による歓迎スピーチ、日本企業と日独産業協会によるプレゼンテーションの後、企業と大学生の懇談会が行われました。今回は総領事館もブースを用意し、総領事館の取組を紹介しました。
 このネットワーキングイベントは、参加者が将来に向けた新たな展望を得るとともに、人脈を構築する機会ともなり、学生・日本企業双方にとって実り多いものとなりました。



ボッパルト青少年友好親善使節団への訪日説明会 (令和6年3月14日)

 令和6年3月14日、訪日を予定する青少年友好親善使節団と日本総領事館との初めての会合がボッパルトで開催されました。代表団にはイェルク・ハーゼナイアー市長も同行し、会合に参加しました。
 日本文化と異文化コミュニケーションに関するプレゼンテーションが行われ、出席者全員が問題なく旅行を楽しめ、ホームステイに備えられるよう準備しました。プレゼンテーションには大きな関心が寄せられました。最後に、学生全員に日本旅行の際に役立つ情報資料が手渡され、皆で集合写真を撮影しました。



北海道観光セミナー (令和6年1月31日)

 1月31日、北海道庁及び北海道観光機構は旅行業界関係者を招いて観光セミナーを開催しました。セミナーは麻妻信一総領事公邸で行われました。プレゼンテーションでは、日本の最北端に位置する北海道の歴史、文化、観光スポット、行事が紹介されました。北海道の多様な料理、ワイン、日本酒、そして有名なサッポロビールが紹介され、振る舞われました。
 そして、海産物や農産物の産地として知られる北海道のホタテや寿司などの特産品が、北海道出身のシェフによってその場で調理されました。

過去のイベント報告