過去のイベント報告

令和5年・2023年 - 令和4年・2022年 - 令和3年・2021年
過去のイベント報告 概要 令和元年・2019年 - 平成30年・2018年 - 平成28年・2016年 - 平成27年・2015年 - 平成26年・2014年 - 平成25年・2013年 - 平成23年・2011年


令和5年・2023年



長野県PRイベント (令和5年11月2日)

 11月2日、長野県阿部守一知事の後援のもと、麻妻信一総領事の公邸で長野県をPRするレセプションが開催されました。主に旅行代理店を対象としたイベントで、県内の豊かな自然環境における歴史的、文化的側面、アウトドア・アクティビティについて紹介されました。
 長野県についてのプレゼンテーションに加え、その場で調理された地元の料理も振る舞われました。伝統的な蕎麦をはじめとした様々な料理が用意され、ゲストはそれぞれの試食を楽しむことができました。漆器などの伝統工芸品も展示されました。



独日協会フランクフルトのJapantag 2023(令和5年10月1日)

 10月1日、独日協会フランクフルトのJapantagがザールバウ・ボルンハイムで開催されました。Japantagは、フランクフルト日本法人会、日本文化普及センター及び当館の支援で毎年開催されています。今年も、多くの興味深いワークショップ、多彩な出展者、盛りだくさんのステージプログラムが用意されました。
 当館文化広報班は、ブースで班の活動を紹介し、日本に関する資料を提供しました。恒例の「箸競争」は今年も子供から大人までの来場者に大人気でした。



2023年のマイン祭(令和5年8月18日~20日)

 8月18日から20日にかけて、2023年の「マイン祭」が初めてオッフェンバッハ・アム・マインにあるビューシング・パレで開催されました。ビューシング・パレでは、公園内に設けられた多くのブースに加え、様々なワークショップが行われました。当館の広報文化班は土曜日と日曜日にブースを開き、「箸競争」のゲームはいつも通り大人気でした。
 初日には、アカペラグループ「ナギーレーン」のメンバーもゲームに参加し、大変盛り上がりました。また、日本に関するパンフレットを配り、当館の学校訪問プログラム「Japan im Klassenzimmer」や各種奨学金プログラムについて紹介しました。



茶道裏千家淡交会フランクフルト協会共催 日独交流茶会 (令和5年6月30日)

 6月30日、茶道裏千家淡交会フランクフルト協会と在フランクフルト当館は共催で、約100名のお客様を公邸にお迎えしました。茶道の前家元である千玄室大宗匠の生誕100周年を記念して、公邸の庭でお茶会が催されました。
 麻妻総領事、茶道裏千家淡交会フランクフルト協会会長の小野ヴィースホイ由美子(宗由)の挨拶で始まり、千玄室大宗匠への敬意を表す短いビデオ上映が行われ、千玄室大宗匠からのご挨拶も読み上げられました。夕方には、日独産業協会理事長のヴィースホイ氏による日独関係に関する講演が行われ、プログラムはさらに充実したものとなりました。



NonkiCon 2023年 (令和5年6月24日)

 昨年はコロナで小規模開催となったNonkiConですが、今年は6月24日、25日の両日、シュパイアーで大々的に開催されました。音楽やアニメといった日本の文化や歴史を称えようと、多くの日本ファンが集まりました。イベントは大塚副領事による挨拶で開幕し、当館の文化広報部もブースを設けました。「教室の中の日本」プロジェクトや「ニッポン・コネクション」といった行事への参加など広報部の活動を紹介したり、大学生向けの奨学金プログラムである日本への研修旅行を宣伝したりしました。
 更に、日本に関する興味深いパンフレットが配られ、好評の「お箸競争」も再び開催されました。年齢問わず多くの参加があり、それぞれが見事な箸さばきを披露しました。その結果、22.04秒の圧倒的なタイムで「ケイダンスさん」が1位になりました。夕方にはアニメ映画『秒速5センチメートル』が上映され、大盛況でした。



第23回日本映画祭ニッポンコネクション(令和5年6月7日)

 6月7日、第23回ニッポン・コネクション映画祭にて、当館より「味噌 - ただのスープじゃない!」と題した講演会と調理実演をKünstler*innenhaus Mousonturmで行い、80人以上の観客が参加しました。大塚副領事による日本の食文化と味噌の紹介の後、新宮総領事公邸料理人が3種類の味噌を紹介し、2つの味噌が使われている料理を調理しました。出来上がった赤出汁と西京焼きは観客にふるまわれ、試食は大好評でした。



Cherry Blossom Day(令和5年4月1日)

 2023年4月1日、オッフェンバッハ・アム・マインのBüsing-Palaisで日本文化を紹介するイベント、「Cherry Blossom Day」が初めて開催されました。当館は、午前中にブースを設け、人気の「お箸競争」に今回も多くの参加者が集まりました。プラスチックの日本食品のサンプルを、A地点からB地点に移動させるこのゲームの今回の優勝者「ケイティさん」のベストタイム27.96秒は、日本人参加者をも驚かせました!
 午後は、「AのアニメからZの禅までの日本」というテーマで、大勢の観客に日本のゲームや日本に関するトピックをアルファベット順に紹介しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

令和4年・2022年



マルチ・メディア・ソワレ「鶴の恩返し」(令和4年11月2日)

 11月2日、当館の共催のもと、Die Blaue Blume e. V.が演目「鶴の恩返し」をガルスシアターで開催しました。日本民謡の演奏、日本の童話の語りだけでなく、浮世絵師の北斎、広重、国貞、国芳の木版画で目と耳を楽しませました。ハンス・ペーター・シュップ氏による語り、まつもとみゆき氏(ソプラノ)、サスキア・シュナイダー氏(フルート)、山片 雪江氏(ピアノ)による一流の音楽は、ガルスシアターの観客を感動させました。
 「鶴の恩返し」の童話が構成の中心となり、イザナギとイザナミの二神を中心とした日本発祥の神話や、その他の日本の童話も登場しました。観客の皆さんには「さくら」や「雪」などの日本の民謡に合わせた物語を通じ、日本文化により親しんでいただけたのではないかと思います。



独日協会のJapantag (令和4年10月2日)

 10月2日、新型コロナウイルスのため、開催を見合わせていたフランクフルト独日協会のジャパン・デーが日本文化普及センター、フランクフルト日本法人会と当館の共催でザールバウ・ボルンハイムにて3年ぶりに再び開催されました。日本の武道や文化を紹介する多くのブースの中に、当館も出展し、当館の広報文化活動を紹介しました。例えば、マイン祭りでの寿司デモンストレーションやニッポン・コネクションでの料理ワークショップ等のイベントの紹介、DJGフランクフルトと共同で実施している学校訪問プログラム「Japan im Klassenzimmer」の紹介、当館を通じて募集している奨学金プログラムの紹介がありました。
 更に、日本に関する雑誌の配布のほかに、「お箸競争」では、お箸の扱いの巧拙を競い合いました。時間を計りながらプラスチックの日本食品のサンプルを、A地点からB地点に移動させるゲームでした。熱く激しい戦いが繰り広げられ、「弁当部門」では「オミ」さんが37秒94で、「天ぷら部門」では「リン」さんが9秒の記録で1位になりました。参加者の皆様におかれましては改めて御礼申し上げます。来年も新たなチャレンジを是非楽しみにしてください!



ゲーテハウスにて生け花デモンストレーション (令和4年9月2日)

 9月2日に、日本文化普及センター、フランクフルト日本法人会、フランクフルト独日協会のご協力のもと、フランクフルトのゲーテハウスで生け花のデモンストレーションを行いました。本イベントのために、生け花の講師である廣田聡氏がフランクフルトを訪れ、フランクフルトで活躍している生け花のグループ「大原流フランクフルト風流チャプター」の皆さんと一緒に色とりどりの花を生けました。
 生け花の愛好家や一般の方が参加した本イベントで、廣田講師は大原流の華道を紹介する生け花5作品を制作しました。その中には、晩夏から秋にふさわしい菊の生け花や、水辺と水面を表現した生け花などがありました。立派なモミジを使った「琳派調」のアレンジでは、来場者も積極的に参加し、廣田先生のご指導のもとでさまざまな素材を生け花に加えました。



2022年マイン祭りでの寿司デモンストレーション (令和4年8月13日~14日)

 今年で4回目のマイン祭りが、8月12日~14日にかけてフランクフルト市のWalther-von-Cronberg-Platzで開催されました。当館も昨年と同様に後援者として参加し、8月13日と14日に日本文化普及センターの協力のもと、寿司デモンストレーションを行いました。
 新宮公邸料理人により、寿司の細かい作り方が説明され、例えば「寿司飯を作るためは、水を少し少なめに、つまり米と水の割合を1:1にしないこと、また米を割ったりつぶしたりしないよう常に慎重に扱うこと」などのコツが紹介されました。特に、握り寿司の作り方のコツには、観客から感動の声が上がりました。新宮氏は、観客のために最初は非常にゆっくり、次にプロのスピードで手の動きを実演しました。デモンストレーションの後、新宮氏が握った様々な寿司の試食が行われました。



第22回日本映画祭ニッポンコネクション(令和4年5月25日)

 5月25日、第22回ニッポン・コネクション映画祭にて、当館と映画祭実行委員会の共催により「醤油ー和食のオールラウンダー」と題したワークショップを行いました。ワークショップでは、日本食を紹介し、日本文化の発展に大きく影響を与えた大豆および豆腐や醤油などの大豆製品について話をしました。醤油は現在洋食にも使われ、ヨーロッパでは寿司に付けるものというイメージは強いですが、このワークショップで新しい印象を得ることができました。
 また、新宮総領事公邸料理人より、さまざまな醤油が紹介されました。たまり醤油、濃口、薄口、白醤油の4種類をクリームチーズと組み合わせ、会場の皆さんに試食いただいたほか、酢醤油を使った酢の物も提供致しました。目でも楽しめるようにと、新宮料理人は包丁で桂剥き等を披露し、大根の花などの飾りを作りました。



カイザースラウテルン日本庭園 お茶会・ワークショップ(令和4年4月10日)

   4月10日、在フランクフルト日本国総領事館は茶道裏千家淡交会フランクフルト支部とカイザースラウテルン日本庭園との共催で、庭園を訪れた人々が参加できる茶会を計4回開催しました。第1回目の茶会セッションでは来賓のカイザースラウテルン市議のアンヤ ・ファイファー氏と当館麻妻総領事が参加しました。
 茶道裏千家淡交会フランクフルト支部会長のヴィースホイ小野(宗由)氏は、茶道の世界における魅力を伝え、日本文化を代表する茶道の奥深さを来客に説明しました。茶道ではどんなに細かい所作にも意味があります。また同じ茶会でも場所、客、道具が異なることによって二度として同じ茶会はなく、一生に一度の機会、「一期一会」という言葉があります。
 また、趣深い日本文化に感激されたお客様からは、「カイザースラウテルン日本庭園での茶会の機会を増やしてほしい」というお言葉をいただきました。



伝統の流れに沿って(令和4年3月18日)

   日独交流160周年のお祝いの行事として、3月18日夕刻「伝統の流れに沿って」と題したコンサートが開催されました。
 コンサートでは、日本の伝統音楽とドイツロマン派・現代派音楽の出会いをテーマに、ライン川の流れとローレライの影響を受けたルーギンビュール・ワルター氏作の曲目や、メンデルスゾーン作の曲目に加え、尺八による日本曲が演奏されました。 ウイーン市在住のトリオ「ヨハン」(ルーギンビュール=フング・ミアオ ユ氏(バイオリン)、ルーギンビュール・ミヒャエル美知太郎氏(チェロ)、渡辺泰人氏(ピアノ))は、尺八演奏者の小濱明人氏と共に西洋音楽と日本音楽を見事に融合させました。尺八・チェロ・ピアノが演奏する「ローレライ パラフレーズ」(ルーギンビュール・ワルター氏作曲)をはじめ、情熱的な音楽でゲストを感動させました。





令和3年・2021年



ラインラント=プファルツ州首相府との共催行事(令和3年11月2日)

   当館は、ラインラント=プファルツ州議会内ホールにて「ドイツと日本-大変革の世界における密接なパートナー」と題した同州首相府との共催行事を実施しました。
 本行事は、日独交流160周年行事および20年以上姉妹都市提携が続く同州と岩手県の交流を記念する行事として開催され、日独協力関係や同州と岩手県の姉妹都市交流をより一層促進するための記念となる素晴らしい行事となりました。
 冒頭挨拶ではドライヤー州首相および麻妻総領事から、グローバルな課題に立ち向かうために共通の価値観を有するパートナーとして日本とドイツが協力することの重要性が強調され、達増岩手県知事のビデオ挨拶では、2011年の東日本大震災における同州政府からの義援金への御礼や本年ドイツで発生した洪水被害について同州における被災地復興を祈念する旨述べられました。
 また、ドライヤー州首相、当館麻妻総領事、植田ジェトロ・デュッセルドルフ事務所所長、ワーグナー三菱電機独支社長、ハインリヒト・ショット社社長により「気候変動・トランスフォーメーション・多国間主義」をテーマにしたパネルディスカッションが行われ、今後日本とドイツがどのように協力していけるのかについて有意義な意見交換がなされました。
 本行事では、ヴィラ・ミュジカ・ラインラント=プファルツにより、細川俊夫、メンデルスゾーン、ベートーベンの曲が演奏され、日独交流を象徴するようなパフォーマンスにより会場が盛り上がりました。



マイン祭り2021年(令和3年8月20日~22日)

 今年で3回目のマイン祭りが、8月20日~22日にかけてフランクフルト市のWalther-von-Cronberg-Platzで行われました。主催者(マイン祭りイベントGmbH、日本文化普及センター、フランクフルト市法人会)はこの3日間に日本の文化を紹介する祭りを開催しました。また当館も前回と同様に今年度も同事業を後援し、マイン祭りを「日独交流160周年」行事として認定しました。
 会場に設置されたステージ上では日本から来たアーティストやコスプレイヤーによるパフォーマンスが行われました。日本食や日本の商品を扱っているブースでは、日本と親交のある企業や協会が集まり、来客者を歓迎しました。
 当館のブースでは書道と折り紙ワークショップを開催しました。「川」や「心」の簡単な字を練習した上で、筆を使い名前も書きました。折り紙は参加した方々にとっては少々難しかったのですが、説明とともに蝶々や鶴、バラを折りました。





令和元年・2019年



フランクフルト日本デー2019 (令和元年9月21日)

 9月21日(土)、第14回目のフランクフルト日本デーが開催されました(独日協会フランクフルト、フランクフルト日本法人会、日本文化普及センター及び当館の共催)。フランクフルト市内の市民ホール(Saalbau Bornheim)を訪れた多くの方は、今年も様々なブース、ワークショップ、そして舞台プログラム等を通じ、日本文化を体験することが出来ました。
 当日は、当地で活躍している日本文化団体や日本武道のスポーツクラブ、旅行会社、芸術家等がブースを出展し,それぞれの活動の紹介を行いました。舞台では、お琴や和太鼓の演奏が披露された他、日本舞踊、盆踊り、また当地日本人学校の生徒によるステージ等が楽しめました。
 当館も当日はブースを設置し、館員が日本の伝統的なおもちゃを紹介しました。お手玉、だるま落とし、福笑い、ヨーヨー等、多岐にわたるおもちゃの中でも、特にけん玉が大人気を呼び、子供も大人も次々と挑戦しました。



フランクフルト市 Social Impact Labに於ける和菓子レクチャー・デモンストレーション (令和元年7月12日)

 7月12日(金)、当館は、令和元年度文化庁文化交流使に任命された和菓子職人の清水利仲氏がフランクフルトを訪れる機会を捉え、フランクフルト市内 Social Impact Lab内のスタジオにて、和菓子のレクチャー・デモンストレーションを開催しました(文化庁文化交流使とは、文化庁が、芸術家、文化人等、文化に関わる方々を一定期間「文化交流使」に指名し、世界の人々の日本文化への理解の深化につながる活動や、外国の文化人とのネットワークの形成・強化に繋がる活動を展開する事業です)。
会場に集まった40人近くの参加者の前で、清水氏とアシスタントの安藤耕一氏が「伝統的な和菓子を知って・見て・触れて・味わう」というモットーで和菓子を紹介しました。まず清水氏から、和菓子の由来や魅力・種類等に関するプレゼンテーションを行いました。その後、清水氏と安藤氏による「練り切り」という和菓子のデモンストレーションが行われました。その後,参加者は用意されたそれぞれの和菓子を試食したり、講師のアドヴァイスを得つつ一緒に和菓子を試作して楽しみました。お子様から高齢者まで、幅広い年齢の参加者に和菓子の多様な魅力を味わっていただきました。





平成30年・2018年



フランクフルト日本デー2018が開催されました (平成30年9月22日)

9月22日(土)、独日協会フランクフルト、フランクフルト日本法人会、日本文化普及センター及び当館の共催でフランクフルト日本デー2018が開催されました。
フランクフルトの市民ホールSaalbau Bornheimにおいて、生け花、書道、着付け等、日本の伝統文化を紹介する様々なワークショップが開催された他、舞台では太鼓の演奏や盆踊りなど多彩なプログラムが披露されました。
当日の来場者は700名を超え、盛んな日独文化交流が行われました。当館からはインフォブースを設置し日本の魅力や当館の活動について発信した他、夕方の部では河原総領事が舞台挨拶を行いました。



フランクフルト市・ゲーテハウスに於ける 三味線・琴・尺八による和楽器コンサート (平成30年6月14日)

6月14日(木)、当館は日本文化普及センター、独日協会フランクフルト、日本法人会フランクフルトと共催の下、ゲーテの生家であるゲーテハウスにおいて三味線・琴・尺八による和楽器コンサートを開催しました。
同コンサートでは、文化庁文化交流使の本條秀慈郎氏の他、尺八奏者の小濱明人氏、琴奏者の菊地奈緒子氏より、
日本の伝統楽器による現代音楽が披露されました。また、コンサート冒頭には河原総領事よりご挨拶を致しました。
当日は予想を遙かに上回る来場者に恵まれ、コンサートは大盛況の中終了しました。





平成28年・2016年



天皇誕生日祝賀レセプション開催 (平成28年12月12日)

12日、神山総領事夫妻は、市内のシュタイゲンベルガー・フランクフルターホーフにおいて、23日に本年83歳を迎えられる天皇陛下の誕生日を祝して、天皇誕生日祝賀レセプションを開催しました。当日は、ヴァインマイスター・ヘッセン州首相府欧州担当政務次官及びベッカー・フランクフルト第2市長の他、各国外交使節団、企業・文化・報道・大学関係者等、約400名の方々にご出席いただきました。本年は政府の重要政策でもある「観光」をテーマに、当地の日本企業(JAL, ANA, H.I.S.,ラーメン潤, JETRO)及び関連自治体(大阪観光局)の協力の下、企業紹介ブースを設けるとともに地方の魅力発信を行いました。当館は、日本米及び日本酒を展示し、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている「和食」の振興に努めました。

神山総領事は挨拶の中で、本年はアルヴァジール・ヘッセン州経済大臣及びフェルトマン・フランクフルト市長の訪日等、日独関係の更なる発展が見られた旨述べました。ヴァインマイスター政務次官及びベッカー第2市長からは、日本とヘッセン州/フランクフルト市の結びつきは特に経済・文化において年々強まっており、日本は今後も重要なパートナーであり続ける旨挨拶がありました。 会場では、寿司や天ぷら等の和食も提供され、参加者から好評を得た他、UENO Gourmet社による日本酒の試飲会等も行われました。



ドイツコスプレ選手権大会実行委員会への外務大臣表彰 (平成28年10月23日)


写真: Van Tran

10月23日、フランクフルト・ブックメッセ(書籍見本市)と同時に開催された、独国内最大のドイツコスプレ選手権大会(DCM)の開会式において、当館角田首席領事よりDCM実行委員会に対し外務大臣表彰を授与しました。

DCMは今年で10年目の開催となりますが、これはDCMが日独間の文化交流を10年間にわたり橋渡し役を務めてきたということでもあります。コスプレは、漫画やアニメのキャラクターに変装することを通じて、必然的に日本文化に接するという面があり、DCM実行委員会はコスプレを通じて日本文化の発信に貢献をしてきました。受賞に際し、実行委員会代表のヴォルフガング・シュトリッツ氏より、今回の受賞はこれまでのDCMの功績が認められたことの証であり大変名誉であること、実行委員会のみならず、スポンサー、ボランティア、大会参加者等、全ての関係者を代表して表彰を受けること、そして次の10年先を目指して日独の文化交流が更に発展するよう実行委員会としても尽力していきたい旨発言があり、満席となった会場(約2千2百人)からは惜しみない拍手が送られました。



フランクフルト・ブックフェア (平成28年10月19日~23日)

世界最大規模の書籍見本市である第68回フランクフルト・ブックメッセが10月19日から23日にかけて当地メッセ会場において開催されました。昨年に続き、今年も100カ国以上の国から7000を超える出版社が参加し、新書やベストセラー等を紹介する中、とりわけ週末には大勢の一般客が訪れました。日本総領事館は、日本の出版社が軒を連ねる日本コーナーの一角にブースを出展し、日本観光パンフレット等を配付した他、土曜日には折紙、日曜日には書道のワークショップを行い、多くの参加者に日本文化を体験できる場を提供しました。またドイツコスプレ選手権大会(DCM)の会場にもインフォブースを設置し、日本の多彩な魅力を紹介しました。最終日には、コスプレを通じて日独文化交流を促進してきた功績により、角田首席領事よりDCM実行委員会に対して外務大臣表彰が授与されました。外務大臣表彰授与に関してはこちらをご覧ください。



第12回日本デー (平成28年10月8日)

10月8日、独日協会フランクフルト、フランクフルト日本法人会、日本文化普及センター及び当館の共催で第12回日本デーが開催されました。フランクフルトの市民ホールSaalbau Bornheimにおいて、多くの来場者が生け花、書道、墨絵等のワークショップに参加し、盛んな日独文化交流が行われました。当館は、独日協会とともにインフォブースを設置し、日本の魅力を発信しました。舞台プログラムでは太鼓の演奏や盆踊りなど多彩なプログラムが披露されました。また夕方の部では角田首席領事が舞台挨拶を行いました。


日本デーの様子については、独日協会のホームページでも紹介されていますので、是非ご覧ください(独語のみ)。

 



第8回国際アップルワイン・メッセ „Apfelwein weltweit“ (平成28年4月10日)

“フランクフルト”という地名を耳にすると“エップラ”とも呼ばれるアップルワインを思い浮かべるのに対し、“日本”と聞いてアップルワインを連想する人はいないでしょう」と、神山総領事は第8回国際アップルワイン・メッセの開会式における挨拶の中で述べました。「今年、日本がパートナー国として選ばれたことは大変名誉であり、日本のアップルワインを紹介できることを嬉しく思っています。」

4月10日(日)にパルメンガルテンで開催された同メッセには、日本から長野県のNPO国際りんご・シードル振興会及び南信州松川りんごワイン振興会、そして青森県のタムラファームが参加しました。総勢20名近くの日本の出展者は、ブースに集まった多くの来場者の質問に答えたり、自社の製品を紹介したりしました。また、タムラファームの「タムラシードルスイート」と「タムラシードルBRUT」は、優良なアップルワインに対して贈られるポムドール賞を受賞しました。

パートナー国として注目を集める中、開会式においては当地の琴演奏家・菊地奈緒子氏が琴の演奏を披露し、参加者は素晴らしい音色に聴き入っていました。また、当館からは、当地政府観光局及び横浜市事務所と協力して日本観光ブースを出展し、リンゴの産地である青森県や長野県を中心に日本各地の観光案内を行いました。本年の来場者は2000人を超え、過去最高となりました。





平成27年・2015年



ブックメッセにおける日本文化紹介行事(平成27年10月17、18日)

世界最大規模の書籍見本市である第67回フランクフルト・ブックメッセが10月14日から18日にかけて当地メッセ会場において開催されました。国内外から多くのバイヤーや専門家が訪れ、とりわけ週末には大勢の一般客が訪れました。日本の出版社が軒を連ねる日本ブースの一角に当館からもブースを出展し、日本観光パンフレット等を配付した他、週末には折紙・書道のワークショップを行い、多くの参加者に日本文化を体験できる場を提供しました。また17日には、翌日開催されたドイツコスプレ選手権大会のファイナリストを公邸に招いて懇談会を行いました。



フランクフルト日本デー(平成27年10月17日)

10月17日、独日協会フランクフルト、フランクフルト日本法人会、日本文化普及センター及び当館の共催で第11回日本デーが開催されました。フランクフルトの市民ホールSaalbau Bornheimにおいて、多くの来場者が生け花、書道、墨絵等のワークショップに参加し、盛んな日独文化交流が行われました。当館は、フランクフルト日本人国際学校の皆さんの協力を得て、本年初めてけん玉体験教室を実施しました。日本人学校の生徒さん達の素晴らしい技に魅了されながら、子供から大人までたくさんの人が日本の伝統的な遊びであるけん玉に挑戦しました。また、舞台においては太鼓の演奏や盆踊りなど多彩なプログラムが披露されました。夕方の部では神山総領事が舞台挨拶を行いました。



第15回ニッポン・コネクション日本映画祭(平成27年6月2日~7日)

6月2日から7日まで、当地において世界最大の日本映画祭「ニッポン・コネクション」が開催されました。期間中は約100本の最新日本映画及びレトロ作品の上映の他、各種コンサートや日本文化紹介イベントが開催され、連日大勢の観客で賑わいました。当館からは、和食をテーマに取り上げ、当地在住の料理人であるジィヴァノヴィッチりな氏による「妖怪ウォッチ弁当教室」及び当館福多副領事による「おにぎり教室」を開催しました。満席となった会場では、それぞれの説明を受けながら大人から子供まで一生懸命弁当作りあるいはおにぎり作りを楽しみました。来年は5月24日から5月29日までの期間で第16回ニッポン・コネクション日本映画祭が開催される予定です。



アニメ漫画大会「Hanami」開催(平成27年5月9日~10日)

9日、ルートヴィクスハーフェンにおいて漫画とアニメの大会(コンベンション)の「Hanami」が開催されました。毎年数千人の来場者を誇るHanamiは今年で10周年を迎え、コスプレ大会や日本語講座、弁当ワークショップ等が行われました。開会式に出席した坂本総領事からは、主催者に対して10年にわたる日本文化紹介への尽力に感謝するとともに、漫画やアニメを通して日本社会や日本語等にも幅広く興味をもって欲しい旨挨拶が行われました。



第2回ザールランド日本映画祭(平成27年5月7日~10日)

5月7日から10日にかけてザールランド州の州都ザールブリュッケン市の映画館フィルムハウスにおいて「第2回ザールランド日本映画祭」が開催されました。9日及び10日は当館主催で溝口監督の無声映画「折鶴お千」、アニメ「おおかみ子供の雨と雪」、そしてカンヌで審査員賞を受賞した「そして父になる」を上映しました。9日の無声映画上映に際しては、ヴァインス氏の語りに加えて現地在住の二口淳子氏による龍笛、木場倶子氏による笙の演奏が行われ、悲哀溢れる物語に彩りを加えました。10日に来場した坂本総領事は挨拶の中で、昨年に続いてザールランドで日本映画祭を開催できて嬉しい、本日は「母の日」にちなんで家族愛に焦点を当てたアニメと映画をお届けしたい旨述べました。観客からは「世界共通のテーマである家族の中にも日本らしさが見える作品で感動した」等の賞賛の声が聞かれました。



日独若手音楽家の集い(平成27年4月24日)

4月24日、総領事公邸において当地で活躍する7名の若手音楽家(木森菜見子さん、小松綾さん、中島麗さん、北嶋愛季さん、太田耕平さん、ヨナス・チェンデルラインさん、田中瑶子さん)によるコンサートを開催しました。7名の音楽家は、それぞれ当地の音楽大学においてバロック音楽を専攻しており、今回のコンサートにおいてはバロック時代の楽器を用いて当時の楽曲を演奏するなど、バラエティに富んだプログラムを披露しました。コンサートの最後には、日本の名曲「ふるさと」を演奏し、出席した観客も一緒に口ずさみながらメロディーを楽しみました。コンサート後には、公邸料理人による楽器を形取ったケーキ等が提供され、素晴らしい音楽の余興に浸りながら和やかに会は終了しました。





平成26年・2014年



東大和市・オーバーウルゼル市日独友好コンサート(平成26年11月29日)

11月29日、東大和市の市議会議員3名を含む東大和市民合唱アンサンブル一行19名とオーバーウルゼル市の合唱団Die Tontauben von Germania、同じく女性コーラスグループFrauenchorとのジョイントコンサートがセント・ウルズラ教会で開催されました。両市は2年前から小学校の交流をはじめており、満席となった今回の催しには、ブルム市長をはじめとする同市市民が参加し、日本の歌曲を通して日本文化を満喫しました。当館からは坂本総領事が挨拶を行い、これを機にいっそうの日独交流が深まることを期待する旨述べました。これに先立つ27日、東大和市一行は当館を訪問し、その夕方には交流先の小学校で120名の生徒と歌の交流を行いました。



食用品見本市(クリナートメッセ)における和食デモンストレーション(平成26年10月19日)

10月19日、フランクフルト市内のボッケンハイマー・デポーにて開催された食用品見本市(クリナートメッセ)において、井口公邸料理人が和食の作り方のデモンストレーションを行いました。今回は、「白滝」と「豆腐」をテーマに、健康や美容、ダイエット志向の人にも優しい簡単な和食の作り方を紹介しました。白滝ラーメンや豆腐ハンバーグ等、一風変わった和食を試食した100人近くの観客からは、「美味しい」「食感が面白い」等の声が上がっていました。



ブックメッセにおける日本文化紹介行事(平成26年10月11、12日)

10月8日から12日にかけて、フランクフルト・メッセ会場において第66回ブックメッセが開催されました。週末には日本ブースの一角において在フランクフルト日本国総領事館主催で生け花・折紙・将棋・書道のワークショップを行い、世界中から訪れた来場客に日本文化を紹介しました。また、12日に行われたコスプレ選手権大会では坂本総領事が冒頭挨拶を行い、ファイナリストを激励しました。

是非見本市リポートもご覧ください。



フランクフルト日本デー(平成26年10月12日)

10月12日、フランクフルトの市民ホールSaalbau Titus-Forumにおいて、フランクフルト独日協会と在フランクフルト日本国総領事館の共催で第10回日本デーが開催されました。来場者は多彩なワークショップや舞台プログラムに参加し、自ら日本文化を体験することができました。大勢の子供たちも参加し、会場は賑わっていました。当館はフランクフルト俳句会と共に俳句ワークショップを行いました。坂本総領事が舞台挨拶を行い、当日のハイライトとして和太鼓演奏及び望月太左衛による小鼓演奏が行われました。



トリアー日本映画祭(平成26年9月26日)

9月26日、トリアー市においてトリアー大学日本学科と当館の共催で「トリアー日本映画祭」を開催しました。映画祭に先立ち、坂本総領事はイェンセン同市市長を表敬訪問し、来年友好関係20周年を迎えるトリアー市と長岡市のさらなる交流の発展等につき意見交換を行いました。映画祭では、イェッケル・トリアー大学学長による挨拶、坂本総領事による上映映画の説明の後、アニメ「言の葉の庭」と黒澤作品「生きる」が上映されました。観客からは、アニメの描写技術の高さに対する驚きの声が聞かれるとともに、独語吹き替えによる「生きる」上映中には大きな笑いが起こっていました。



ザールブリュッケン日本映画祭(平成26年7月20日)

7月16日から20日まで、ザールランド州ザールブリュッケン市において、「ザールブリュッケン日本映画祭」が開催されました。最終日の20日には、坂本総領事が挨拶を行い、上演映画のテーマとなっている万葉集について説明を行いました。また、黒澤明監督の古典映画「羅生門」について、上演前に同地学生が解釈や背景についての説明を行い、映画の理解に貢献していました。4日間で200人を超える観客が来場し、映画祭は大盛況でした。



ニッポン・コネクション日本映画祭 (平成26年5月27日~6月1日)

5月27日から6月1日まで、フランクフルト市においてニッポン・コネクション日本映画祭が開催されました。開会式及び閉会式では坂本総領事が挨拶をし、当館からも5月30日、31日にかけて日本料理教室を3教室及び琴演奏を開催しました。30日に行われた「天ぷら・牛肉のたたき」の料理教室では、井口公邸料理人が本物の日本料理について詳細な説明を行い、当地での日本食理解の深化に貢献しました。また、同じく30日に行われた和菓子教室では「きび団子」と「水無月」をジバノビッチ女史が説明し、日本の和菓子の世界を普及しました。そして、31日に実施したキャラ弁料理教室では、ジバノビッチ女史がご当地キャラである「くまモン」を紹介して、お弁当作りをしました。キャラ弁という非日常のクリエイティブな作業は大変好評でした。最後に、31日夜には、中川女史が25弦箏という非常に珍しい箏で演奏会を行い、非常に質の高い演奏を披露して会場は大盛況でした。



作文コンテスト優勝者の帰国報告会(平成26年5月15日)

5月15日、ドルンブッシュの市民会館で作文コンテスト優勝者の帰国報告会が行われました。作文コンテストは当館及びフランクフルト独日協会、日本語普及センターが共催で行う事業であり、優勝者2名(リーザ・マリー・ケップラー(Lisa-Marie Keppler)さんとリカルダ・シュバルツバルト(Ricarda Schwarzbart)さん)はイースターの時期に14日間、日本に行きました。二人は、日本に実際に行ってみると、それまでの先入観が取れて、日本人の明るさや礼儀、サービス等に驚くとともに、日本のきれいな自然や歴史とモダンが混在するダイナミックな都市、見栄えもきれいな日本食や様々な日本のお菓子などが大好きになったと説明しました。



日本文化祭「Hanami」開催(平成26年5月3日~4日)

5月3日と4日に、ルートヴィッヒスハーフェン市において日本ポップカルチャー文化の祭典である「Hanami」が開催されました。会場にはアニメ・漫画等の大勢のファンが訪れました。
また、開会式では石原副領事が日本紹介DVDを上映して、日本観光アピールを行い、参加者の関心を集めました。



ユダヤ教「プリム祭」料理教室(平成26年3月16日)

3月16日、当館は、ユダヤ教協会と共催で日本食の料理教室を開催いたしました。当日は、ユダヤ教協会の「プリム祭」の日にあたる祝日で、石原副領事から寿司の歴史や特徴について説明したあと、井口公邸料理人がお寿司の作り方を披露しました。



「日本大好き4」(平成26年3月9日)

3月9日、ケルスターバッハ市ホールにおいて「日本ダイスキ4」が開催されました。開会式では、石原副領事、オッケル・ケルスターバッハ市長が挨拶を行いました。当日の舞台プログラムでは居合い、弓道、剣道、柔道、空手、合気道、盆踊りが行われた他、ホール内の各ブースでは、折り紙、生け花等が紹介され、日本食販売スタンドも設けられました。今回で4回目を迎える同イベントには、当日沢山の人で賑わいました。





平成25年・2013年



マリオン・クロムファス女史(ニッポン・コネクション映画祭)への外務大臣表彰式(平成25年11月21日)

21日、総領事公邸において、クロムファス女史に対する外務大臣表彰式を行いました。同女史は2000年より、当地において日本映画祭であるニッポン・コネクション映画祭を開催して、日本映画及び日本文化を発信してきました。同女史が中心となり、当地学生が始めた日本映画際は、今や海外最大の日本映画祭に発展しています。



日本デー(平成25年10月26日)

日独協会主催の『日本デー』がゲンプト会長とカスパー理事をはじめとするボランティアの方々の尽力により開催され、開会式では坂本総領事が挨拶を行った他、舞台芸術、各種日本文化紹介ブースが設置されて、日本をより良くく知るためのイベントとなりました。



ブックメッセ・各種文化行事紹介(平成25年10月11日~13日)

10月9日から13日にかけ、2013年度ブックメッセが開催されました。在フランクフルト日本国総領事館として、コスプレ選手権大会での冒頭挨拶をはじめ、茶道デモンストレーション、生け花・墨絵・折り紙・書道デモンストレーションなどの日本文化の各種紹介をおこないました。



【茶道デモンストレーション】 【墨絵ワークショップ】 【生け花ワークショップ】 【折り紙ワークショップ】


七夕祭り(平成25年7月21日)

7月21日、石原副領事は、カイザースラウテルン市ガルテンシャウ(庭園公園)及び日本庭園で開催された七夕祭りに参加し、開会式の挨拶を行いました。また、日本のプレゼンテーション「YOKOSO JAPAN!」を上映し、日本観光のアピールもしました。天気にも恵まれ、夜の「琴・尺八・太鼓」のコンサートも盛況でした。



ニッポン・コネクション日本映画祭関連行事(平成25年6月4日~5日)

5日、井口公邸料理人は、ニッポン・コネクション日本映画祭(ムゾーン塔)で料理教室を行いました。当日は25名の参加者が出席し、会場は満員になりました。井口料理人は、参加者に日本食の正しい理解・認識をしてもらおうと、実演を交えながら日本料理の特徴や奥深さを説明しました。参加者も手まり寿司と巻き寿司に挑戦し、実際料理を体験することにより、日本食料理の理解を深めました。

5日、ニッポン・コネクション日本映画祭において、当館との共催で、大久保氏、ハウテ氏、メス氏による90年代の映画史に関する講演(題名は、THE 1990S, A GOLDENAGE OF JAPANESE FILM )が行われました。90年代、日本はバブル崩壊や国際化を通じて、社会の変化を経験しましたが、三池崇、是枝裕和、塚本晋也、黒沢清、青山真治ら新しい監督たちは、敏感に社会変化を洞察し、映画にしました。また、90年代は技術の進歩から、映画のレンタル産業が活発になるという新たな変化を受けて、撮影費用をかけなくても、いかにレンタル映画としても成り立つかを追求した面白い作品も制作されました。当日は、実際の作品を短く観ながら解説が行われ、参加者も興味深く講演を聞き入っていました

6日、当館は、ニッポン・コネクションと共催でお餅作りの料理教室を行いました。まず始めに石原副領事が餅つき等の文化を紹介。そして、講師のジノバビッチ氏は約25名の参加者に草餅と桜餅の作り方を説明し、参加者は、手にネバネバするお餅をくっつけながらも楽しんで熱心にお餅作りに励んでいました。

8日、当館はニッポン・コネクションと共催でお弁当の料理教室を行いました。講師のジノバビッチ氏は子供たちに人気のポケモンのキャラ弁の作り方を説明し、参加した約10人の子供たちは熱心にポケモンのキャラクターを切り貼りしてお弁当を作っていました。参加者からは、はじめてこういうものを見たが面白いという声もありました。


【手毬すし教室】【映画史講演会】【和菓子教室】【キャラ弁教室】


日本酒講演会(平成25年5月28日)

5月28日、総領事公邸にて上野ミュラー氏による日本酒講演会が開かれました。上野ミュラー氏は、清酒の定義、原料、製法、種類、特徴について説明し、日本酒には精米歩合により本醸造、純米、大吟醸があり、製法によっても様々な味の日本酒を造ることができると解説しました。そして、日本酒は西洋の料理ともうまくマッチすることを紹介して、参加者の関心を集め、反響を呼んでいました。参加者は日本酒の奥深さを勉強することができたと満足していました。当日は、日本酒だけでなく、菊池奈緒子氏も琴の演奏を披露し、日本文化を参加者に幅広く紹介しました。なお、この催しは、29日当地フランクフルター・アルゲマイネ紙に報じられました。



「Japan im Klassenzimmer」― 学校訪問プログラムの作文コンテスト表彰式(平成25年3月1日)

平成25年3月1日、当館は公邸にて第12回学校訪問プログラム作文コンテスト「Japan im Klassenzimmer」の表彰式を行いました。本プログラムは当館、フランクフルト独日協会、日本語普及センターが共催して毎年行っているものです。今回は20名の生徒が入賞者として公邸に招待され、賞状及び賞品が授与されました(トンボ鉛筆が賞品を提供)。今回のコンテストでは、「日本の若者はドイツのどんなところを良いと思うだろうか、思うことができるだろうか、思うべきか」をテーマに作文を募集し、2名の優秀者には10日間の日本旅行が贈られました(全日空が航空券を提供)。坂本総領事は挨拶の中で、コンテストに参加した生徒達の努力と、プログラム実現に際しての学校側の協力に謝意を表明しました。ドイツの若者たちが日本にもっと関心を持つよう、今後も本プログラムを続けていきたいと思います。





平成23年・2011年



日独交流150周年記念行事・・・連邦庭園ショー

8月8日、当館は、葛巻神楽保存会、岩手県葛巻町、コブレンツ文化・芸術独日協会、ヴェスターヴァルト陶芸博物館、武道館カイザースラウテルン、山崎道子様の協力を得て、コブレンツの連邦庭園ショーにて日本デー「日本-伝統と文化の国(Japan – Kultur und Tradition)」を開催いたしました。当日は一時的な雨にも見舞われましたが、本イベントを楽しみにしてこられたお客様が朝から席を取り、舞台上で日本文化を紹介する日・独市民に熱い拍手を送りました。特に、被災地岩手県から連邦庭園ショーのために訪独された葛巻神楽保存会の力強い神楽公演の際には、立ち見も出るほどの大盛況となり、観客からは声援と賞賛の声が飛び交っていました。引き続き、岩手県とパートナー関係にあるラインラント・プファルツ州の市民の方々や子供たちが行ったチャリティ活動が紹介され、岩手県に対して義援金が授与されました。ラインラント・プファルツ州市民の岩手県に対する暖かい絆が随所に感じられたイベントとなりました。



講演「Live Innovation with Therapeutic Robot Paro」

5月9日~11日、当館は国際交流基金の協力を得て、世界一の癒しロボットとしてギネスブック登録されている「Paro」の開発者である柴田崇徳氏(産業技術総合研究所)をお招きして、ダルムシュタット工科大学、フランクフルト大学、フランクフルト応用科学専門大学で講演会を行いました。
「Paro」はタテゴトアザラシの赤ちゃんをモデルにし、病院や高齢者施設といった介護の現場で活躍しています。「Paro」は多数のセンサーを有し、自分の名前が呼ばれていることを認識し(聴覚)、撫でられると喜び(触角)、人に抱かれる(バランス)と心地よさのため眠ります。心を癒し、会話を弾ませるセラピーロボットです。講演の中では、これまで「Paro」がどのように発展してきたのか、痴呆症やアルツハイマーの患者の症状が、パロと接することでどのように改善されたか、日本と欧州では「Paro」の受け入れ方にどういった違いがあるのか、について説明がありました。
参加者からは、「Paroの成功には外見や行動等、どの要素が重要であったと考えるか」、「なぜParoという名前をつけたのか」、「どういった点を今後改善したいか」といった多くの質問が寄せられ、講演後も「Paro」を実際に触りたい学生たちが列をなし、講演のアンケート結果では、非常に多くの参加者から、満足したとの声が聞かれました。



料理教室 (巻き寿司&たこ焼き) @ Nippon Connection

日時:2010年4月16日(金)19:00~21:00
場所:フランクフルト大学 Jügelhaus, Hörsaal B
主催:在フランクフルト日本国総領事館、Nippon Connection
参加者数:40名

日本映画祭「Nippon Connection」において、日本食文化紹介と巻き寿司の料理教室を開催しました。 作り方の解説と実演の後、参加者も実際に巻き寿司にチャレンジし、日本食を作る楽しさとコツを覚えました。



大野敬正ヨーロッパツアー2010

日時:2010年2月23日(火)19:30~
場所:Instituto Cervantes(Staufenstraße 1, 60323 Frankfurt am Main)
主催:在フランクフルト日本国総領事館、フランクフルト日本法人会、日本語普及センター、フランクフルト独日協会
後援:国際交流基金
観客数:約120名

ヨーロッパツアー中の津軽三味線奏者・大野敬正さんをお招きし、コンサートを実施しました。
大野敬正さんは、夕田敏弘さん(和太鼓)、鈴木洋一郎さん(尺八・トロンボーン)と共に、「じょんがらぶし」等の古典曲やハウスミュージックを取り入れたオリジナル曲を演奏し、会場は大いに盛り上がりました。



香道レクチャー・デモンストレーション

日時:2010年1月18日(月)14時~、17時~
場所:日本語普及センター
主催:在フランクフルト日本国総領事館、日本語普及センター
参加者数:約40名

平成21年度文化庁文化交流使としてパリ滞在中の志野流香道次期家元・蜂谷宗苾氏 をお招きし、香道の歴史や香木についてのレクチャーと組香のデモンストレーションを行っていただきました。
古くから伝わる香りあてゲーム「うつせみ」では、参加者全員が貴重な香木の香りを聞き(香道では、「香りを聞く」と言うそうです)、雅なひとときを楽しみました。