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学校訪問プログラム「Japan im Klassenzimmer」

2018年作文コンクールの表彰式についての報告はこちらでご覧ください。

「日本の学校の時間割はドイツのそれと何が違うんだろう。」



「現代の日本において伝統はどのように共存しているんだろう。」



 アニメ・漫画によって日本は以前よりも身近な存在になったとは言え、当地で生の日本を体験できる機会は未だ限られています。そのため、在フランクフルト日本国総領事館は、独日協会フランクフルト及び日本文化普及センターの協力の下、2002年から、管轄州(ヘッセン州、ラインラント・プファルツ州、ザールラント州)の小中高を訪問し、日本を紹介する 学校訪問プログラム「Japan im Klassenzimmer」(「教室の中の日本」)を実施しています。紹介する内容は参加する生徒の関心に合わせて、日本の風景、日常生活、学校制度から政治、エネルギー政策、さらに最新のアニメ・漫画やJポップまで幅広く扱っています。また、プレゼンテーションだけではなく、習字や折り紙教室や、日本の伝統音楽の紹介なども行っています。
 さらに、学校訪問プログラムに参加した生徒には、日本に関する作文を書いて競い合う「作文コンクール」に参加する権利が与えられます。毎年、多くの作文が提出されますが、特に優秀な先品を書いた生徒は、在フランクフルト総領事公邸での作文コンクール表彰式に招待されます(今年の表彰式の様子はこちらをご覧下さい)。そして、その中でもとりわけ優秀な作品を書いた2名の生徒には、JAL及びJTBがスポンサーとなり、最優秀賞としてなんと!約10日間の日本旅行が贈呈されます。日本では東京・京都はもちろんのこと、フランクフルトの姉妹都市である横浜や、広島、金沢など、毎年様々な場所を訪問する充実したプログラムとなっています。


2021年の学校訪問

第5回 ゲルンハウゼン市のグリメルスハウゼン高校(Grimmelshausen Gymnasium Gelnhausen) (2021年9月16日)

 夏休みが終わり、学校訪問プログラム「Japan im Klassenzimmer」(「教室の中の日本」)が引き続き行われています。9月16日には、以前にも訪問したゲルンハウゼン市のグリンメルスハウゼン高校 (Grimmelshausen-Gymnasium) を再び訪れ、日本について紹介しました。
 今回は9月26日の「外国語の日」に合わせ、「日本語」をテーマにしました。今年は日独交流160周年ということで、日本とドイツの初めて交流について話しました。17世紀から数百年にかけて西洋医学はドイツ人によって日本に伝えられました。しかし現在使われている日本語の医学用語の中にドイツ語が由来となっているものがあるということはドイツ人の中であまり知られていません。
 他にも、日本語の発音、文法や文字を紹介しました。発音と文法は割と簡単ですが、文字は漢字、仮名、ローマ字の使い分けが難しいです。日本語のワークショップでは最終的に生徒達は1から10まで数えられるようになりました。

第4回 ホーヘンシュタイン市のゲシュヴィスタ・グリム小学校 (Geschwister-Grimm-Schule) (2021年7月14日)

 7月14日、夏休み直前の時期に、ホーヘンシュタイン市のゲシュヴィスタ・グリム小学校(Geschwister-Grimm-Schule)を訪問しました。今回のクラスはプロジェクトとして「日本」を選択し、すでに日本について学んでいました。クラスの先生は日本の伝統的なスポーツである相撲や空手について紹介してくださり、火山についてもとても興味深い話をしてくれました。
 日本の一般情報について紹介しながら、ドイツから日本は遠く、車では行けないことや、日本人の生徒の弁当にサラミ・パンが入っていないことに2年生の生徒さんたちは驚いていました。
 そしてプレゼンテーションの後、日本の昔遊びを紹介しました。だるま落としやけん玉は人気で、福笑いでは面白い顔がいっぱいできました。またこちらの学校のシンボルはカエルなので、折り紙でカエルを折り、クラスルームの中で跳ねさせて遊びました。

第3回 ゲルンハウゼン市のグリメルスハウゼン高校(Grimmelshausen Gymnasium Gelnhausen) (2021年6月8日)

  新型コロナウイルスの影響により、長らく通常通りの学校訪問ができませんでしたが、ついに6月8日、ゲルンハウゼン市のグリメルスハウゼン高校(Grimmelshausen Gymnasium)より温かい歓迎を受け、本年度初めてとなる、現地での学校訪問が実現しました。
 日本の地理や日常生活、学校生活の紹介をし、異文化コミュニケーションについてもお話しました。外国語を学びさえすれば、外国人とスムーズにコミュニケーションをとることができるでしょうか?実際はそんなに簡単ではなく、無意識に存在する価値感や習慣に気を付けなければなりません。例えば、ご飯に箸を突き刺すことを、ドイツ人は特に不自然に思わないでしょう。しかしその行為は日本においては、お葬式で行われる習慣を想起させるため、タブーとなっています。そういった習慣を、外国人はあまり知りません。
 授業の最後に、簡単な挨拶等の日本語の表現を紹介しました。参加した生徒たちは初めての日本語に触れることができました。最初は発音に慣れていなくても、少しずつ練習するうちに、正しい発音で日本語を話すことができるようになりました。

第2回 ヴィースバーデン市のディルタイ学校 (Diltheyschule) (2021年5月18日)

 学校訪問プログラム「Japan im Klassenzimmer」(「教室の中の日本」)が続いています!5月18日にヴィースバーデン市のディルタイ学校の英語授業にて、日本の学校生活や青少年文化について紹介しました。なお、現在も実際に訪問することができないため、オンラインで行いました。
 ドイツと日本の学校生活の中で最も異なる点は部活制度です。日本の学校では放課後にスポーツや、文化活動を行うことができます。そのため、帰りはドイツの学生と比べてとても遅いです。その影響で、帰宅後に宿題やテスト勉強のために徹夜をすることがあると話すと、ディルタイ高校の生徒さんたちはびっくりしていました。
 また、学校の生活だけではなく、青少年の余暇時間の過ごし方についてもお話ししました。ゲームセンターに行ったり、プリクラを撮ったり、マンガ喫茶でドイツでも人気があるマンガを読んだりすることを紹介をしました。マンガの話の中では、アニメとコスプレについての話もしました。

第1回 ラントシュトゥール市シキンゲン高等学校 (Sickingen-Gymnasium) (2021年3月25日)

 コロナパンデミックの中でも、学校訪問プログラム「Japan im Klassenzimmer」(「教室の中の日本」)が続いています。2021年最初の学校訪問はラントシュトゥール市のシキンゲン高等学校にてオンラインで行われました。
3月25日の英語のクラスでは生徒さん方から、日本は何をしてハイテクな国になったのか、デジタル化の長所や短所、ソサエティ5.0とは何か、など興味深い質問をいただきました。また、日本とドイツの共通点や相違点についても話し合われ、日本のオンライン授業の様子についても質問がありました。


2020年の学校訪問

第21回 フランクフルト市エリサベーテン高等学校 (Elisabethenschule) (2020年2月10日)

 2019年度の最後の学校訪問として、総領事館はフランクフルト市のエリサベーテン高校を訪れました。今回は、独日協会フランクフルトから古森ヌーバー理事が着物姿で同行下さり、今回のテーマであった日本の昔の遊びの紹介に協力してくださいました。日本の一般情報について紹介した後、生徒は少人数のグループに分かれ、福笑い、だるま落とし、折り紙等、様々な日本の伝統的な遊びに挑戦し、とても賑やかな学校訪問になりました。

第20回 ハーナウ市 ブリューダー・グリム小学校  (Brüder-Grimm-Schule) (2020年1月30日)

 2020年1月30日、総領事館はハーナウ市のブリューダー・グリム小学校を訪れました。今回は、3年生のクラスで書道ワークショップを行いました。子供達は書道での正しい座り方や筆の持ち方を覚え、ひらがなとカタカナで自分の名前を書きました。ワークショップの前には、多くの写真を見せながら、日本紹介をしました。その中でハーナウの姉妹都市である鳥取市と同校のパートナー校である鳥取市立醇風小学校についても述べ、子供達は興味深そうに話を聞いていました。今回の学校訪問にも鳥取ハーナウ友好親善協会のシュットラ―理事及び、両市の交流の立役者であるローゼマン・ヘッセン州人形博物館元館長が同席してくださいました。

第19回 フランクフルト市ハインリッヒ・クライヤー高等専門学校 (2020年1月28日)

 2020年1月28日、総領事館はフランクフルト市のハインリッヒ・クライヤー高等専門学校を訪問しました。大きなホールに集まった約60人の生徒に日本の大都市や自然、また風物詩や和食、教育制度などについて紹介しました。また、学校からの希望に応じて、今回は日本独特なビジネスマナーについても紹介しました。生徒は説明を興味深く聞き、次々と質問をしてくれました。

第17回及び第18回 ハーナウ市ヴィルヘルム・ガイベル小学校 (2020年1月23日及び24日)

  1月23日及び24日、総領事館はハーナウ市のヴィルヘルム・ガイベル小学校を訪れました。23日は、3年生及び4年生のクラスで日本紹介を行いました。日本人の小学生は、どのように暮らし、何を食べ、学校でどのような毎日を過ごしているかについて説明し、日本の自然や季節とお祭りについても紹介しました。最後に日本の小学生の間で人気な遊び「ゆびすま」を生徒達に教えました。生徒達は、当館のプレゼンテーション後にも、「ゆびすま」をパートナー校である鳥取市立中ノ郷小学校の名前に合わせた「な・か・の・ごう」の呼び名に変えて、楽しそうに遊び続けていました。
 24日の参加者は1年生と2年生の子供達でした。今回は当地で日本語教師として活躍し、出版社を経営する傍ら、ライターとしても長年に渡り日本紹介にご尽力されているプスター氏に同行いただき、日本の紙芝居を披露していただきました。プスター氏は、紙芝居で日本の昔話を語り、また、子供達に簡単な日本語を教えて下さいました。
 ハーナウ市は2001年より鳥取市と姉妹都市関係を結んでいるため、プレゼンテーションの中では、鳥取市についても紹介しました。今回の2回の訪問では、鳥取ハーナウ友好親善協会からシュットラ―理事が、また、両市の交流の立役者であるローゼマン・ヘッセン州人形博物館元館長が同席してくださいました。

第16回 シュパイヤー市エディット・シュタイン高校 (2020年1月17日)

 2020年1月17日、総領事館はシュパイヤー市のエディット・シュタイン高校 を訪問しました。学校から希望されたテーマは「日本語」であり、今回は、日本の地理や学校の様子、和食などの一般情報について紹介した後、生徒達と日本語ワークショップを行いました。日本語の文の構成を簡単に説明し、生徒達は積極的に会話の練習や漢字と語彙のクイズに参加しました。今回、当地で日独会議通訳と翻訳業でご活躍されている築野雅子氏に同行していただき、日本語の魅力や通訳の仕事についてお話していただきました。同校は女子校であり、生徒達は日本人女性通訳としてドイツで活躍している築野氏のお話に深い興味を示していました。

第15回 ヘッセン州ガイゼンハイム市ハンゼンベルク城寄宿学校 (2020年1月16日)

 2020年1月16日、総領事館はガイゼンハイム市のハンゼンベルク城寄宿学校を訪れ、日本紹介を行いました。同校は長年に渡り毎年当館の学校訪問プログラムに参加してくださっています。今回の学校訪問には、ホフマン・ドイツ語圏日本学術振興会同窓会(JSPS Alumni)ライン・マイン・ネッカー支部長が同行し、生徒達に日本の温泉文化を紹介しました。生物学者として日本で働いた事のあるホフマン氏は、日本滞在中のエピソードを語りつつ、温泉の科学や歴史及び温泉におけるマナーについて説明してくださりました。その他、総領事館より日本の地理、日本の高校生の日常や日本語の文字等について紹介をしました。

第14回 バート・ヴィルベル市ゲオルク・ビューフナー高校 (Georg-Büchner-Gymnasium) (2020年1月15日)

 2020年1日15 日、総領事館はバート・ヴィルベル市 ゲオルク・ビューフナー高校 を訪れました。今回は、今年で20周年を迎える当地の日本映画祭「ニッポン・コネクション」のスタッフ、フロリアン・ヘーア氏に同行していただきました。当館による日本の一般事情の紹介の後、ヘーア氏より日本映画の歴史や特徴、また日本映画と西洋映画の主な違いについて説明していただきました。

過去の学校訪問