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学校訪問プログラム「Japan im Klassenzimmer」

2016年2月26日に開催された2015年作文コンクールの表彰式についての報告はこちらでご覧ください。

「日本の学校の時間割はドイツのそれと何が違うんだろう。」



「現代の日本において伝統はどのように共存しているんだろう。」



アニメ・漫画によって日本は以前よりも身近な存在になったとは言え、当地で生の日本を体験できる機会は未だ限られています。そのため、在フランクフルト日本国総領事館は、独日協会フランクフルト及び日本文化普及センターの協力の下、2002年から、管轄州(ヘッセン州、ラインラント・プファルツ州、ザールラント州)の小中高を訪問し、日本を紹介する 学校訪問プログラム「Japan im Klassenzimmer」(「教室の中の日本」)を実施しています。紹介する内容は参加する生徒の関心に合わせて、日本の風景、日常生活、学校制度から政治、エネルギー政策、さらに最新のアニメ・漫画やJポップまで幅広く扱っています。また、プレゼンテーションだけではなく、習字や折り紙教室や、日本の伝統音楽の紹介なども行っています。
さらに、学校訪問プログラムに参加した生徒には、日本に関する作文を書いて競い合う「作文コンクール」に参加する権利が与えられます。毎年、多くの作文が提出されますが、特に優秀な先品を書いた生徒は、在フランクフルト総領事公邸での作文コンクール表彰式に招待されます(今年の表彰式の様子はこちらをご覧下さい)。そして、その中でもとりわけ優秀な作品を書いた2名の生徒には、JAL及びJTBがスポンサーとなり、最優秀賞としてなんと!約10日間の日本旅行が贈呈されます。日本では東京・京都はもちろんのこと、フランクフルトの姉妹都市である横浜や、広島、金沢など、毎年様々な場所を訪問する充実したプログラムとなっています。


2018年の学校訪問

第28回 ギーセン東総合学校(Gesamtschule Gießen-Ost)
(11月28日)

11月28日、総領事館は昨年に引き続きギーセン東総合学校を訪問しました。今回はフランクフルト独日協会からゲンプト氏にもお越しいただきました。
生徒達は今回の学校訪問に向けて事前にしっかり準備を行っており、たくさんの質問が事前に寄せられていました。
当日は約40名の生徒が集まり、様々なテーマについてお話をしました。産業やデジタル化と行ったテーマに特に関心が集まり、日本のロボット技術やデジタル化の現状についてゲンプト氏からお話しいただきました。

第27回 ゲオルク・ビューフナー高校
(Georg-Büchner-Gymnaisum)

(11月8日)

11月8日 (木)、総領事館はバート・ヴィルベル市 (Bad-Vilbel) のゲオルク・ビューフナー高校 (Georg-Büchner-Gymnaisum)を訪れました。
もうすぐ高校を卒業する生徒達に、日本の大学の様子とその魅力について紹介し、日本への留学方法も案内しました。今回の学校訪問には、フランクフルト独日協会のGempt氏 (2015年旭日章) にも同行していただき、世界的に進歩している日本のデジタル化について説明していただきました。

第26回 ホルダーバッハ総合学校
(Holderbachschule)

(11月6日)

11月6日、総領事館はアイベルスハウゼン市 (Eibelshausen) のホルダーバッハ総合学校 (Holderbachschule) を訪問しました。
ホルダーバッハ総合学校は、栃木県下野市と姉妹都市関係にあるディーツヘルツタール市 (Dietzhölztal) からも多くの生徒が通っており、下野市を訪問するプログラムも実施されています。
今回は日本の文化や生活だけで無く、日本の自然災害や、災害に対する取組についても紹介しました。また、日本紹介の後半で行った漢字クイズでは、生徒たちはどんどん意味を当ててくれました。

第25回 レッシング高校
(Lessing-Gymnasium)

(11月2日)

11月2日 (金)、総領事館はフランクフルト市のレッシング高校 (Lessing-Gymnasium) を訪れました。
レッシング高校は、音楽特化コースを提供している学校であり、今回は、フランクフルトに活動拠点を置き世界的にも活躍されている箏演奏家の菊地奈緒子氏にお箏のワークショップをして頂きました。菊地氏は、様々な時代の曲を演奏しながら、お箏の構成や弾き方、歴史等について説明しました。音楽に詳しい生徒からは、「日本の曲のメロディーはなぜこんなに悲しく聞こえるのでしょうか?」など、日本とドイツの違いについて新たな視点から考えさせられる質問がどんどんとあげられ、興味深い90分となりました。

第24回 フリードリッヒ・シュトルツェ学校
(Friedrich-Stolze-Schule)

(10月31日)

10月31日(水)、総領事館はケーニヒスシュタイン市(Königsstein)のフリードリッヒ・シュトルツェ学校(Friedrich-Stolze-Schule Königsstein)を訪れました。
10月31日のハロウィンに合わせて、今回は日本の地理や学校制度の他に、日本のハロウィンについても紹介しました。後半は、生徒達と一緒にお化けの折り紙を作りました。

第23回 ヴェッツラー市ヴェルナー・フォン・ジーメンス総合学校
(Werner-von-Siemens-Schule)

(10月24日)

10月24日(水)、総領事館はヴェッツラー市(Wetzlar)にあるヴェルナー・フォン・ジーメンス総合学校(Werner-von-Siemens-Schule)を訪れました。
今回は技術系の職業訓練コースの生徒が約200名も集まってくれました。中には日本の学校に通っていたことのある生徒さんもおり、日本語で歓迎の挨拶をしてくれました。生徒たちはアニメや最新の技術を使ったロボットの話に特に興味をもっており、プレゼンテーションの後には様々な質問が飛び交いました。

第22回 トリアー市 マックスプランク高校
(Max-Planck-Gymnasium Trier)

(10月19日)

10月19日、総領事館はトリアー市 マックスプランク高校を訪れました。今回は、2017年の作文コンクールで優勝した同校の生徒も参加してくださり、日本旅行について生き生きとしたプレゼンテーションを行ってくださいました。後半は、書道ワークショップを行いました。生徒達は、ドイツでも良く知られている「空手」を漢字で、自分の名前を平仮名や片仮名で書く事に挑戦しました。
毎年と同様に、今回の学校訪問にもトリアー独日協会のアウバート会長が参加してくださりました。マックスプランク高校は、トリアー独日協会と密な協力関係にあり、毎年トリアー市の姉妹都市である長岡市の高校と生徒交換プログラムを実施し、交流を行なっています。

第21回:ヒュッテンベルク市シュウィングバッハ総合学校 (Schwingbachschule Hüttenberg)
(10月16日)

10月16日、総領事館は、独日協会副会長のツァイデニッツ氏と共にヘッセン州ヒュッテンベルク市シュウィングバッハ総合学校 (Schwingbachschule Hüttenberg)を訪問しました。「日本との出会い」というテーマで、教室に集まった約70人の生徒に、日本の自然と大都市、日本人が愛する四季、温泉や食文化、日本の歴史等について紹介しました。最後には、生徒達自身も日本風にお辞儀をしたりと、楽しい学校訪問となりました。シュウィングバッハ総合学校には日本語教室(Japan-AG)も開講されており、中には日本に詳しい生徒もいました。

第20回:ジンツィッヒ市ライン高校(Rhein-Gymnasium Sinzig)
(9月25日)

9月25日、ラインラント・プファルツ州ジンツィッヒ市にあるライン高校を訪問しました。午前と午後の授業の時間を借りて、2クラスに対して紹介をしました。今回は、学校から「日本の社会を理解したい」と言うリクエストがあったため、日本の学校制度から始め、大都市での日常やワーキングライフ、お正月などの伝統行事から歴史まで、写真や動画を通して様々なテーマについて紹介しました。また、説明するだけでなく、生徒達にも意見を聞いたり、生徒たちから多くの質問を受けたりと、2回とも充実した90分となりました。

第19回:フルダ市ハインリッヒ・フォン・ビブラ学校(Heinrich-von-Bibra-Schule Fulda)
(9月12日)

9月12日、総領事館はヘッセン州フルダ市にあるハインリッヒ・フォン・ビブラ学校を訪問しました。今回はフランクフルト独日協会から梨羽デニスさんにもご同行いただき、日本の歴史や武士道についてご紹介いただきました。
プレゼンの後、生徒たちからは日本の学校の制服、日本と各国の外交関係、日本の国内事情等様々なトピックに関する質問がなされ、活発な議論が行われました。

第18回:ラウネン市マギスターラウクハートヘルシュタイン・ラウネン総合学校(Magister Laukhard IGS Herrstein-Rhaunen)
(9月4日)

9月4日、総領事館はラインラント・プファルツ州フンドスリュック地方にあるマギスター・ラウクハート・ヘルシュタイン・ラウネン総合学校を訪問しました。
日本に関して深い知識をお持ちのカスパー独日協会顧問と共に、日本の自然と大都市の様子、日本の中高生の日常などのテーマを通して、日本を幅広く紹介しました。
最後に日本の文字についても説明し、生徒達は熱心に、初めて見る漢字の意味を当てようとしていました。

第17回:ヘッセン州ガイゼンハイム市の寄宿校ハンゼンベルク城学校(Internatsschule Schloss Hansenberg)
(8月24日)

8月24日、総領事館はラインガウ地域に位置するヘッセン州ガイゼンハイム市の寄宿校ハンゼンベルク城学校(Internatsschule Schloss Hansenberg)を訪問しました。
今回は独日協会のヨハネス・バイヤー会長にもご同行いただき、法律の専門家としての観点から日本についてご紹介いただきました。また、今回の学校訪問では昨年度の作文コンクールで最優秀作品を書いてくださった同校のニコラス・バウアーさんにも、最優秀賞として贈られた日本旅行のご報告をしていただきました。
今回集まってくださった生徒の皆さんからは様々な質問が飛び交い、日本に対する高い関心がうかがえました。

第16回:グロースウムシュタット市マックスプランク高校 (Max-Planck-Gymnasium Groß-Umstadt)
(6月20日)

夏休み直前の6月20日、総領事館はグロース・ウムシュタットのマックス・プランク・ギムナジウム(Max-Planck-Gymnasium)を訪問しました。カスパー独日協会フランクフルト顧問に同行していただき、高学年の地理の授業にて、日本の経済的課題と社会的課題についてお話しました。生徒たちはプレゼンに興味津々で、日本の将来や、高齢化社会の問題点についての難しい質問が飛び出しました。

第15回:ボッパルト市カント高校 (Staatliches Kant-Gymnasium)
(6月18日)

6月18日、総領事館はボッパルト市のカント・ギムナジウム(Kant-Gymnasium)を訪問しました。
今回は独日協会の梨羽デニスさんにも同行頂き、今年の9月、姉妹都市である青梅市を訪問する予定の高校生達に日本滞在におけるアドバイスや留意点等についてお話しました。
ボッパルト市は1965年から東京都青梅市と姉妹都市関係にあり、2010年には姉妹都市協定締結45周年を記念に、カント・ギムナジウムと青梅総合高校との間で姉妹校協定が締結され、青少年交流を中心に積極的な市民交流が行われています。

第14回:フランクフルト市エリサベーテン高校 (Elisabethenschule)
(6月8日)

6月8日、フランクフルト市エリサベーテン高校 (Elisabethenschule)を訪問しました。
同校は現在「世界中の子供達」をテーマにした特別プログラムを行っているため、私たちも日本の子供達の日常を中心に発表しました。その後の書道体験では、生徒達は初めての書道で自分の名前や漢字を真剣に書いていました。
また、生徒達は事前に練習していた「犬のおまわりさん」を日本語で歌ってくれ、非常に楽しい学校訪問となりました。

第13回:ケルスターバッハ総合学校 (IGS Kelsterbach)
(6月5日)

今回、日本総領事館はヘッセン州グロース=ゲーラウ郡にあるケルスターバッハ市の総合学校(IGS Kelsterbach)を訪問し、
中学2年生~高校1年生までの生徒達に日本についての紹介を行いました。生徒達は事前に日本語や俳句について勉強しており、
また、学校のホールには生徒が書いた俳句の他、千羽鶴とともに佐々木禎子さんの人生についての展示がありました。

第12回:オッフェンバッハのシラー学校 (Schillerschule)
(5月22日)

今回、総領事館はオッフェンバッハのシラー学校 (Schillerschule) を訪問しました。日本の文化や日本の長い歴史について説明したほか、和食サンプルを通して、日本食文化も紹介しました。最後に生徒達は折り紙で色とりどりの兜を作りました。

第11回:フルダのフェルディナンド・ブラウン職業学校 (Ferdinand-Braun-Schule)(5月17日)

5月17日、総領事館はフルダのフェルディナンド・ブラウン (Ferdinand-Braun) 職業学校にお邪魔し、データ処理技術を専門とする生徒たちに日本を紹介しました。今回は生徒たちの希望により日本の昔話とデジタル化についてお話しました。Q&Aの時間では、「日本の情報保護の現状は?」「伝統と先端技術の共存は可能か?」など、職業学校らしい専門的な質問もありました。

第10回:シュパイヤー市のエディット・シュタイン高校 (Edith-Stein-Gymnasium)(5月7日)

在フランクフルト日本総領事館は5月7日、ドイツでは珍しい女子校であるシュパイヤー市のエディット・シュタイン高校 (Edith-Stein-Gymnasium)を訪問しました。女子校を訪問する今回は、スペシャルゲストとしてフランクフルト在住日本舞踊家の永井佐知子さんに同行いただき、着物の歴史について紹介するとともに、着物の着付け体験教室を行いました。また、永井さんには日本舞踊を披露頂きました。

第8回及び第9回: オッフェンバッハのライプニッツ学校(Leibnitzschule)(4月30日)

4月30日、オッフェンバッハのライプニッツ学校(Leibnitzschule)を訪問し、6学年と12学年の生徒達に日本を紹介しました。
12学年の生徒達は美術コースを専攻しているとのため、絵巻~浮世絵~漫画まで日本の美術・芸術がどのように変化したかお話しました。

ちなみに今年の8月26日から来年の1月20日まで「ジャポニズムから漫画まで」をテーマにした美術展がラインラント・プファルツ州レマーゲン (Remagen) 市のArp Museum Bahnhof Rolandseckにて開かれる予定です。フランクフルトからは少し離れていますが、お時間がありましたら是非足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
詳細はこちらをご覧ください。

第7回: ラインラント・プファルツ州インゲルハイム(Ingelheim)クルト・シューマッハ総合学校(IGS Kurt-Schumacher)(4月26日)

今回は、70人を越える5年生~12年生の生徒が学校の図書室に集まってくれ、日本の生徒の日常生活の様子や、日独共通の課題である少子高齢化など幅広いテーマを扱いました。 また、日本の漢字を紹介したところ、生徒達は熱心に漢字の意味を当ててくれました。今回の学校訪問により、クルト・シューマッハ総合学校の生徒さんの中で1人だけでも日本への関心を持ってもらえれば嬉しいです。
新聞記事(5月2日掲載)こちら

第6回: フランクフルトのリービヒ高校(Liebig Schule)(4月19日)

4月19日、在フランクフルト日本総領事館はリービヒ高校(Liebig Schule)を訪問しました。日本の大都市や自然の景色、または学生の日常を写真で紹介しながら、生徒に様々な日本の文化・習慣を説明しました。生徒達からは日本の着物、侍の刀、クリスマスの祝い方等について多くの質問がありました。また、リービッヒ高校の図書室には、1ヶ月間限定で日本コーナーが設けられることになりました。

第5回: フランクフルトのゲーテギムナジウム(Goethe Gymnasium)(4月1日)

今回、在フランクフルト日本総領事館は4月12日にフランクフルトのゲーテギムナジウム(Goethe Gymnasium)を訪問しました。ゲーテギムナジウムは日本語をアビトゥア試験の科目に選択しているヘッセン州唯一のギムナジウムで、町田市玉川学園との相互交流を長年続けている当地でも特に日本とつながりの深い学校です。今後も積極的に日本との交流が行われるよう、当館もお手伝いしていければと思います。

2017年の学校訪問

昨年も当館の広報文化行事「教室の中の日本」を通じて沢山の出会いと経験が得られましたので、今年もその豊かな一年を振り返りたいと思います。

2017年、当館は管轄州内の26校の学校を訪問。昨年も、学校側から日本の政治や経済から始まり漫画の歴史に至るまで、様々なテーマの希望が挙げられ、当館が提供した折り紙ワークショップ・書道体験・邦楽の演奏などの企画を含め、一つ一つの学校訪問が非常にユニークな経験となりました。

当館学校訪問プログラムにご参加頂きました学校の先生方、生徒達へ心よりお礼申し上げます。

2017年に参加した学校は以下のとおりです:(順不同)


IGS Alexej von Jawlensky Wiesbaden, TWG Dillingen, IGS Rheinzabern, Henri Benrath-Schule Friedberg, Edith-Stein Gymnasium Speyer, Peter-Wust-Gymnasium Wittlich, Liebigschule Frankfurt am Main, Martin-Butzer-Gymnasium Bad Homburg, IGS Niederholm, Max-Planck Gymnasium Groß-Umstadt, Edith-Stein Schule Offenbach, Gutenbergschule Wiesbaden, IGS Betzdorf-Kirchen, Internatschule Schloss Hansenberg, Lichtenbergschule Darmstadt, Hohe Landschule Hanau, Heinrich-Heine Schule Kaiserslautern, IGS Kastellaun, Georg-Büchner Gymnasium Bad Vilbel, Willibrod-Gymnasium Bitburg, Grundschule Niederbrombach, IGS Koblenz, IGS Ernst Bloch Ludwigshafen, Gesamtschule Gießen-Ost, MPG Trier.

在フランクフルト日本国総領事館としましては、当館管轄地であるヘッセン州・ラインラント・プファルツ州・ザールラント州に住んでいる一人でも多くの子ども達に日本という国に興味を持って貰らうため、同学校訪問活動をこれからも続けて行きたいと思っております。

2018年も様々な学校を訪れ、数学や国語の教室を借りながら、生徒達を小さな「日本の旅」へ連れて行きたいと思っています。皆様、今年もどうぞ宜しくお願い致します!


2017年 学校訪問の様子


2016年の学校訪問

カント・ギムナジウム ボッパルト市

2016年9月14日、小暮副領事とカスパー独日協会フランクフルト顧問並びに当館ホルスト職員は、ボッパルト市にあるカント・ギムナジウムを訪問しました。ボッパルト市は50年以上にわたり東京都青梅市と姉妹都市関係を培っています。今回訪問したカント・ギムナジウムは青梅総合高校と学校協定を結び、数年前から高校生交流プログラムを行っています。生徒たちが日本に出発する前の準備として、小暮副領事、カスパー顧問、ホルスト職員により、個人の経験談を混ぜつつ、日本の文化、社会、日常生活について説明をしました。先生方、生徒たちは興味深く耳を傾け、質疑応答の時間では様々な質問が寄せられました。

カント・ギムナジウムの生徒さんたち、ぜひ日本を楽しんできてください!

「教室の中の日本」~中間発表~

当館が管轄する3州(ヘッセン州、ラインランド=プファルツ州及びザールランド州)の学校では6週間の夏休みが終わり、学校の授業が再開しましたが、これを機に今年これまでに行われた「教室の中の日本」の学校訪問を一度振り返ります。

今年の3月から訪問を希望する学校を募集し始めましたが、管轄州内のギムナジウムと総合学校より数多くの応募が当館に寄せられました。連絡していただいた先生の中には、日本語を勉強されている、また旅行で日本に行かれたことがある等、日本と直接関係がある方もおられ、学校訪問というきっかけで生徒たちにも日本の多彩な文化に触れてほしいとのことでした。

それぞれ訪問した学校からは、取り扱うテーマについて、政治・経済、学校、都市計画、社会事情等、幅広い希望がありましたが、これは日本に関する一般的な関心が高いということだけでなく、ドイツでは日々の報道、または日常生活の中で日本に触れる機会がそれほど多くないことを反映しているのではないかと思います。生徒の多くは漫画、アニメ、J-pop等の日本ポップカルチャーを通じて遠い日本文化に親しみを持っていますが、歴史、経済、社会等については知らないことが多いそうです。今年は特に東日本大震災と福島第一原子力発電所事故後の現状に関して生徒側からの関心が集まりました。

実際に学校を訪問した担当者にとっても、前回と全く同じという学校訪問はありませんでした。例えば、バード・フィルベルのゲオルクビューヒナー・ギムナジウムでは日本語で挨拶を行い、ノイシュタット・アン・デア・ヴァインシュトラーセにあるクアフュアスト・ループレヒト・ギムナジウムでは書道体験授業を行いました。好奇心豊かな生徒たちと先生方のおかげで生き生きとした発表を行うことができました。

「日本に対して抱いていたイメージが覆されました」。シュロッス・ハンゼンベルク寄宿学校のホームページには学校訪問についてこのように掲載されています。ノイシュタット・アン・デア・ヴァインシュトラーセのライプニッツ・ギムナジウムのホームページには、学校訪問は「異なった文化背景を持つ人々との出会いは重要で、学校生活だけでなく、生徒個人の価値観を豊かにする」とあり、異なる文化との出会いの重要性を指摘しています。

最後に、今年これまで「教室の中の日本」という学校訪問プログラムに参加してくださった以下の学校の先生方、生徒たちへ感謝申し上げます。参加した学校は以下のとおりです。

Georg-Büchner Gymnasium Bad Vilbel, Internatsschule Schloss Hansenberg Geisenheim, Gesamtschule Gießen-Ost, Georg-Christoph-Lichtenberg-Schule Kassel, Martin-Butzer-Gymnasium Dierdorf, Leibniz-Gymnasium Neustadt an der Weinstraße, Kurfürst-Ruprecht-Gymnasium Neustadt an der Weinstraße, IGS Herrstein-Rhaunen, Göttenbach-Gymnasium Idar-Oberstein, Leininger-Gymnasium Grünstadt, Gutenberg-Gymnasium Mainz

学校訪問は9月中旬からまた始まります。学校訪問では作文コンクールについても紹介します。作文コンクールでは、最優秀の評価を得た生徒2人には来年の復活祭休暇に合わせて日本旅行が贈られます。


2015年の学校訪問(一部)

 7月2日、神山総領事、福多副領事及びカスパー独日協会フランクフルト顧問はハーナウ市のホーラ・ギムナジウムを訪問しました。鳥取市と姉妹都市関係を持つハーナウ市の同学校には、日本研究サークルがあり、現在は日本庭園プロジェクトと題して学校内の空き地に日本庭園を造る試みが行われています。当日は、ハーナウ市市議会議長のフンク氏、ハーナウ・鳥取友好協会会長のヴァルター氏等も参加し、同学校において日独の青少年交流が行われているのは嬉しい、今後も交流を通して異文化に親しんでほしい旨挨拶しました。カスパー顧問の日本についてのプレゼンテーションの後、多くの生徒から日本の政治、環境政策、食生活等について質問が寄せられ、活発なディスカッションが行われました。最後に、料理サークルの生徒が作った和食が振る舞われ、和やかな雰囲気のもと会は終了しました。
 2015年5月20日、福多副領事とシュレーダー独日協会フランクフルト理事は、シュパイヤー市にあるエディト・シュタイン高校を訪問しました。今回は、特別ゲストとして当地在住の箏演奏家、菊地奈緒子氏を招待し、生徒約80名の前で生演奏を披露しました。同高校では音楽を専攻することが可能であり、普段から音楽に慣れ親しんでいる生徒たちも、日本独特の音階やリズムに関心を示すとともに、菊地氏が語る箏の歴史に興味深く耳を傾けました。福多副領事の日本全般についてのプレゼンテーションを聞いた生徒からは、日本の住まいや服装など、日常生活についての様々な質問が寄せられました。
 2015年4月27日、本年度初の学校訪問として、ツァイデニッツ独日協会フランクフルト副会長及びホルスト在フランクフルト日本国総領事館職員がラインガウ地域に位置するヘッセン州ガイゼンハイム市の寄宿校ハンゼンベルク城学校を訪問しました。「自由学習の日」を使って行われた本プログラムには約25名の生徒が参加し、日本の日常生活や歴史、文化についてのプレゼンテーション、また作文コンクールについての説明に熱心に耳を傾けました。戦後70周年にちなんで歴史教育に重きを置いている同校では、日本社会が広島と長崎への原子爆弾投下をどのように受け止めているかということについて大きな関心が寄せられました。

学校ホームページでの報告もご覧ください。

2014年の学校訪問(一部)

 2014年12月4日、ラインラント・プファルツ州ピルマゼンス市にあるフーゴ・バル・ギムナジウムにおいて今年最後の学校訪問を行いました。12年生の地理集中クラスの生徒38名が耳を傾ける中、フォルカー・ゲンプト・フランクフルト独日協会会長が個人的なエピソードも踏まえて、日本の歴史、社会、経済、政治等について説明を行いました。生徒からは、「道の名前がないと聞きましたが、どうやって住所を見つけるのですか」、「日本人の好きな休暇の過ごし方は何ですか」、「日本の債務はなぜGDPの2.5倍になったのですか」等たくさんの興味深い質問が寄せられ、ゲンプト会長及び当館マッテス職員が応答しました。
 2014年12月1日、フォルカー・ゲンプト・フランクフルト独日協会会長及び当館マッテス職員は、フランクフルト市ベルゲン・エンクハイム区にあるアム・リード総合学校を訪問しました。約35名のドイツ語クラスの生徒の前で、ゲンプト会長が日本の社会について総合的な講演を行い、日本のお風呂の使い方や学校生活等の話を聞いた生徒からは驚きの声があがりました。引き続きマッテス職員が芥川龍之介や村上春樹等の著名な日本人文学者7人を紹介しました。当学校では、数年前から日本サークルにおいてスポーツや言語を通して日本文化に触れる機会を与えています。
 2014年11月26日、シュテファン・ツァイデニッツ・フランクフルト独日協会理事、当館ホルスト職員及びマッテス職員は、ヘッセン州ベンスハイム市のカール・キューベル職業ギムナジウムを訪れました。約35名の参加者の大半は、今学期、選択科目「異文化教育」において集中的に日本について学んでいます。プレゼンテーションでは、生徒からの質問に答えつつ、日本の地理条件による海岸地帯での人口密度の高さ、限られた天然資源、再生可能エネルギーの可能性等について説明を行い、さらに日本の学校生活にも触れました。

写真: Marion Hoch-Henniges
 2014年11月25日、シュレーダー美枝子フランクフルト独日協会理事及び当館ホルスト職員は、ヘッセン州シュリッツ市のシュリッツァーラント総合学校を訪問し、日本の日常生活、文化、地理、歴史等について説明を行いました。同校は2003年以降数回にわたって本学校訪問プログラムに参加し、作文コンクール優勝者を2名輩出しています。今回参加した10年生(日本の高校1年に相当)の生徒約50名も日本について高い関心を示していました。
 2014年11月21日の学校訪問は、ラインラント・プファルツ州トリアー市のマックス・プランク・ギムナジウムにて行われました。フォルカー・ゲンプト・フランクフルト独日協会会長及び当館福多副領事は、13年生の地理・社会学クラスの生徒約100名を前に、日本の地理、エネルギー事情、学校教育制度や日独の日常生活の違い等について講演を行いました。ヨハン・アウバート・トリアー独日協会会長も参加し、質疑応答では自らの日本に関する経験を披露しました。
 2014年11月17日、フォルカー・ゲンプト・フランクフルト独日協会会長及び当館福多副領事は、ヘッセン州ハダマール市にあるフュルスト・ヨハン・ルートヴィッヒ総合学校を訪問し、14歳から18歳までの約150名の生徒を前に講演を行いました。日本の地理、歴史、文化、経済等について総合的に説明した後、生徒からは漢字や日独の政治システムの違い等について興味深い質問がありました。
 2014年11月13日、シュレーダー美枝子フランクフルト独日協会理事及び当館ホルスト職員は、ラインラント・プファルツ州バード・ベルクツァーベルン市にあるアルフレット・グロセール高校を訪問しました。12年生(17歳)約80名の地理のクラスにおいて、特に日本の産業、経済に重点を置いたプレゼンテーションを行いました。また、神道をはじめとした日本文化についても話が出ました。

同学校について 「キッズ外務省 ~ 世界の学校を見てみよう!」外部リンクにレポートが公開されていますので、是非そちらもご覧下さい。
 2014年5月15日、石原副領事はラインラント・プファルツ州バード・クロイツナッハにあるリナ・ヒルガー高校を訪問して、日本に関するプレゼンテーションを行いました。訪問したクラスは芸術専攻のクラスでしたが、中には日本語を独学で勉強している生徒もいて、熱心に講演を聞いていました。また、講演後に飴細工や京友禅のDVDを上映しましたが、芸術専攻の生徒たちは興味深く鑑賞していました。メディアを通じてではなく、日本人から直接日本についての説明が聞けるということで、新しい視点が開けるとの意見が多く講演は大反響でした。

過去の学校訪問(一部)

 2013年11月27日、石原副領事はラインラント・プファルツ州のキルンという山間の町にあるキルン高校に行き、日本のプレゼンテーションを行いました。とくに、アベノミクスに重点を置き、日本がどのように経済を復興させるかという説明を行いました。また、日本の四季ごとの伝統行事についても映像で紹介し、参加者は熱心に見入っていました。この事業とセットで行っている作文コンクールについても非常に関心が高く、優勝者は日本に行くことができると聞くと、ぜひ行ってみたいとばかりに興味を示していました。
 2013年6月19日、石原副領事は、ルードビッヒスハーフェン市にあるエルンスト・ブロッホ総合学校を訪問しました。当学校は、神奈川県立神奈川総合高校(横浜市)と交流があり、1年おきに互いの学生を受け入れています。この春には日本からの生徒約25人が1週間訪独し、当学校の生徒と交流しました。同副領事のプレゼンテーション後には、生徒から日本の経済・産業から歴史、現状の防災対策等様々な角度から質問があり、日本に対する関心の深さがうかがわれ、作文コンクールへの関心も高い様子でした。
 2012年11月21日、石原副領事は、ニーダーブロンバッハ市にある小学校を訪問しました。この学校では6年間、週に一回、シェーラー校長のご理解とシュミット先生の尽力で日本語の授業を行っています。6歳から9歳までの児童約50人が参加した今回の特別授業では、最初に、児童がきれいな日本語で自己紹介をしてくださいました。次に、同副領事が、クイズ形式で日本についての質問をすると、児童たちは、瞳を輝かせながら元気よく応答するなど活発で楽しい授業となりました。また、児童たちが「幸せなら手をたたこう」「カエルの歌」などを日本語で一生懸命歌ってくれる姿に日独友好の未来の橋をみるようでした。
 2012年11月15日、石原副領事は„ Japan im Klassenzimmer(学校訪問)“  のプロジェクトの一環として、オーバーウアゼル市にある職業専門学校、ホッホタウヌス学校を訪問しました。この学校では、約10年前に当館とフランクフルト独日協会と日本語普及センターが行っている作文コンクールの優勝者を出しました。17歳から19歳の生徒約70人が参加した授業では、石原副領事の日本についてのプレゼンテーションの後、生徒たちからの日本の学校制度、職業訓練や会社での平均勤務時間、日本の住居状況などの質問に、独日協会のザイデニッツ副会長が丁寧に説明をしました。作文コンクールへの参加に興味をかりたてられたかのように、申し込み用紙をもらっていく学生が多かったのが印象的でした。