ホーム > 広報文化 > 学校訪問プログラム

学校訪問プログラム「Japan im Klassenzimmer」

2016年2月26日に開催された2015年作文コンクールの表彰式についての報告はこちらでご覧ください。

2002年から、在フランクフルト日本国総領事館は、フランクフルト独日協会及び日本文化普及センターの協力のもと、学校訪問プログラム「Japan im Klassenzimmer」(「教室の中の日本」)を実施しています。ドイツの中学生、高校生に日本を紹介し、早い段階から日本に対する関心を持ってもらい、対日理解促進、親日家の形成につなげることを目的としています。対象は9年生(14歳)以上であり、実施時期は4月から11月末を予定しています。

約90分の学校訪問プログラムの前半部分では、当館館員及びフランクフルト独日協会会員が日本についてのプレゼンテーションを行います。後半部分は、プレゼンテーションを踏まえて生徒と質疑応答を行います。プレゼンテーションの内容については、事前に学校と調整の上、授業の内容等に即した学校側の希望に沿ったものを提供できるようにしております。 さらに、学校訪問プログラムに参加した生徒は、日本に関するテーマを設けた作文コンテストに応募することができます。最優秀賞に選ばれた2名には、日本文化普及センター代表の付き添いのもと、約10日間の日本旅行が賞品として用意されています(翌年のイースター休暇中に実施)。


2016年度の学校訪問

カント・ギムナジウム ボッパルト市

2016年9月14日、小暮副領事とカスパー独日協会フランクフルト顧問並びに当館ホルスト職員は、ボッパルト市にあるカント・ギムナジウムを訪問しました。ボッパルト市は50年以上にわたり東京都青梅市と姉妹都市関係を培っています。今回訪問したカント・ギムナジウムは青梅総合高校と学校協定を結び、数年前から高校生交流プログラムを行っています。生徒たちが日本に出発する前の準備として、小暮副領事、カスパー顧問、ホルスト職員により、個人の経験談を混ぜつつ、日本の文化、社会、日常生活について説明をしました。先生方、生徒たちは興味深く耳を傾け、質疑応答の時間では様々な質問が寄せられました。

カント・ギムナジウムの生徒さんたち、ぜひ日本を楽しんできてください!

「教室の中の日本」~中間発表~

当館が管轄する3州(ヘッセン州、ラインランド=プファルツ州及びザールランド州)の学校では6週間の夏休みが終わり、学校の授業が再開しましたが、これを機に今年これまでに行われた「教室の中の日本」の学校訪問を一度振り返ります。

今年の3月から訪問を希望する学校を募集し始めましたが、管轄州内のギムナジウムと総合学校より数多くの応募が当館に寄せられました。連絡していただいた先生の中には、日本語を勉強されている、また旅行で日本に行かれたことがある等、日本と直接関係がある方もおられ、学校訪問というきっかけで生徒たちにも日本の多彩な文化に触れてほしいとのことでした。

それぞれ訪問した学校からは、取り扱うテーマについて、政治・経済、学校、都市計画、社会事情等、幅広い希望がありましたが、これは日本に関する一般的な関心が高いということだけでなく、ドイツでは日々の報道、または日常生活の中で日本に触れる機会がそれほど多くないことを反映しているのではないかと思います。生徒の多くは漫画、アニメ、J-pop等の日本ポップカルチャーを通じて遠い日本文化に親しみを持っていますが、歴史、経済、社会等については知らないことが多いそうです。今年は特に東日本大震災と福島第一原子力発電所事故後の現状に関して生徒側からの関心が集まりました。

実際に学校を訪問した担当者にとっても、前回と全く同じという学校訪問はありませんでした。例えば、バード・フィルベルのゲオルクビューヒナー・ギムナジウムでは日本語で挨拶を行い、ノイシュタット・アン・デア・ヴァインシュトラーセにあるクアフュアスト・ループレヒト・ギムナジウムでは書道体験授業を行いました。好奇心豊かな生徒たちと先生方のおかげで生き生きとした発表を行うことができました。

「日本に対して抱いていたイメージが覆されました」。シュロッス・ハンゼンベルク寄宿学校のホームページには学校訪問についてこのように掲載されています。ノイシュタット・アン・デア・ヴァインシュトラーセのライプニッツ・ギムナジウムのホームページには、学校訪問は「異なった文化背景を持つ人々との出会いは重要で、学校生活だけでなく、生徒個人の価値観を豊かにする」とあり、異なる文化との出会いの重要性を指摘しています。

最後に、今年これまで「教室の中の日本」という学校訪問プログラムに参加してくださった以下の学校の先生方、生徒たちへ感謝申し上げます。参加した学校は以下のとおりです。

Georg-Büchner Gymnasium Bad Vilbel, Internatsschule Schloss Hansenberg Geisenheim, Gesamtschule Gießen-Ost, Georg-Christoph-Lichtenberg-Schule Kassel, Martin-Butzer-Gymnasium Dierdorf, Leibniz-Gymnasium Neustadt an der Weinstraße, Kurfürst-Ruprecht-Gymnasium Neustadt an der Weinstraße, IGS Herrstein-Rhaunen, Göttenbach-Gymnasium Idar-Oberstein, Leininger-Gymnasium Grünstadt, Gutenberg-Gymnasium Mainz

学校訪問は9月中旬からまた始まります。学校訪問では作文コンクールについても紹介します。作文コンクールでは、最優秀の評価を得た生徒2人には来年の復活祭休暇に合わせて日本旅行が贈られます。


2015年度の学校訪問(一部)

 7月2日、神山総領事、福多副領事及びカスパー独日協会フランクフルト顧問はハーナウ市のホーラ・ギムナジウムを訪問しました。鳥取市と姉妹都市関係を持つハーナウ市の同学校には、日本研究サークルがあり、現在は日本庭園プロジェクトと題して学校内の空き地に日本庭園を造る試みが行われています。当日は、ハーナウ市市議会議長のフンク氏、ハーナウ・鳥取友好協会会長のヴァルター氏等も参加し、同学校において日独の青少年交流が行われているのは嬉しい、今後も交流を通して異文化に親しんでほしい旨挨拶しました。カスパー顧問の日本についてのプレゼンテーションの後、多くの生徒から日本の政治、環境政策、食生活等について質問が寄せられ、活発なディスカッションが行われました。最後に、料理サークルの生徒が作った和食が振る舞われ、和やかな雰囲気のもと会は終了しました。
 2015年5月20日、福多副領事とシュレーダー独日協会フランクフルト理事は、シュパイヤー市にあるエディト・シュタイン高校を訪問しました。今回は、特別ゲストとして当地在住の箏演奏家、菊地奈緒子氏を招待し、生徒約80名の前で生演奏を披露しました。同高校では音楽を専攻することが可能であり、普段から音楽に慣れ親しんでいる生徒たちも、日本独特の音階やリズムに関心を示すとともに、菊地氏が語る箏の歴史に興味深く耳を傾けました。福多副領事の日本全般についてのプレゼンテーションを聞いた生徒からは、日本の住まいや服装など、日常生活についての様々な質問が寄せられました。
 2015年4月27日、本年度初の学校訪問として、ツァイデニッツ独日協会フランクフルト副会長及びホルスト在フランクフルト日本国総領事館職員がラインガウ地域に位置するヘッセン州ガイゼンハイム市の寄宿校ハンゼンベルク城学校を訪問しました。「自由学習の日」を使って行われた本プログラムには約25名の生徒が参加し、日本の日常生活や歴史、文化についてのプレゼンテーション、また作文コンクールについての説明に熱心に耳を傾けました。戦後70周年にちなんで歴史教育に重きを置いている同校では、日本社会が広島と長崎への原子爆弾投下をどのように受け止めているかということについて大きな関心が寄せられました。

学校ホームページでの報告もご覧ください。

2014年度の学校訪問(一部)

 2014年12月4日、ラインラント・プファルツ州ピルマゼンス市にあるフーゴ・バル・ギムナジウムにおいて今年最後の学校訪問を行いました。12年生の地理集中クラスの生徒38名が耳を傾ける中、フォルカー・ゲンプト・フランクフルト独日協会会長が個人的なエピソードも踏まえて、日本の歴史、社会、経済、政治等について説明を行いました。生徒からは、「道の名前がないと聞きましたが、どうやって住所を見つけるのですか」、「日本人の好きな休暇の過ごし方は何ですか」、「日本の債務はなぜGDPの2.5倍になったのですか」等たくさんの興味深い質問が寄せられ、ゲンプト会長及び当館マッテス職員が応答しました。
 2014年12月1日、フォルカー・ゲンプト・フランクフルト独日協会会長及び当館マッテス職員は、フランクフルト市ベルゲン・エンクハイム区にあるアム・リード総合学校を訪問しました。約35名のドイツ語クラスの生徒の前で、ゲンプト会長が日本の社会について総合的な講演を行い、日本のお風呂の使い方や学校生活等の話を聞いた生徒からは驚きの声があがりました。引き続きマッテス職員が芥川龍之介や村上春樹等の著名な日本人文学者7人を紹介しました。当学校では、数年前から日本サークルにおいてスポーツや言語を通して日本文化に触れる機会を与えています。
 2014年11月26日、シュテファン・ツァイデニッツ・フランクフルト独日協会理事、当館ホルスト職員及びマッテス職員は、ヘッセン州ベンスハイム市のカール・キューベル職業ギムナジウムを訪れました。約35名の参加者の大半は、今学期、選択科目「異文化教育」において集中的に日本について学んでいます。プレゼンテーションでは、生徒からの質問に答えつつ、日本の地理条件による海岸地帯での人口密度の高さ、限られた天然資源、再生可能エネルギーの可能性等について説明を行い、さらに日本の学校生活にも触れました。

写真: Marion Hoch-Henniges
 2014年11月25日、シュレーダー美枝子フランクフルト独日協会理事及び当館ホルスト職員は、ヘッセン州シュリッツ市のシュリッツァーラント総合学校を訪問し、日本の日常生活、文化、地理、歴史等について説明を行いました。同校は2003年以降数回にわたって本学校訪問プログラムに参加し、作文コンクール優勝者を2名輩出しています。今回参加した10年生(日本の高校1年に相当)の生徒約50名も日本について高い関心を示していました。
 2014年11月21日の学校訪問は、ラインラント・プファルツ州トリアー市のマックス・プランク・ギムナジウムにて行われました。フォルカー・ゲンプト・フランクフルト独日協会会長及び当館福多副領事は、13年生の地理・社会学クラスの生徒約100名を前に、日本の地理、エネルギー事情、学校教育制度や日独の日常生活の違い等について講演を行いました。ヨハン・アウバート・トリアー独日協会会長も参加し、質疑応答では自らの日本に関する経験を披露しました。
 2014年11月17日、フォルカー・ゲンプト・フランクフルト独日協会会長及び当館福多副領事は、ヘッセン州ハダマール市にあるフュルスト・ヨハン・ルートヴィッヒ総合学校を訪問し、14歳から18歳までの約150名の生徒を前に講演を行いました。日本の地理、歴史、文化、経済等について総合的に説明した後、生徒からは漢字や日独の政治システムの違い等について興味深い質問がありました。
 2014年11月13日、シュレーダー美枝子フランクフルト独日協会理事及び当館ホルスト職員は、ラインラント・プファルツ州バード・ベルクツァーベルン市にあるアルフレット・グロセール高校を訪問しました。12年生(17歳)約80名の地理のクラスにおいて、特に日本の産業、経済に重点を置いたプレゼンテーションを行いました。また、神道をはじめとした日本文化についても話が出ました。

同学校について 「キッズ外務省 ~ 世界の学校を見てみよう!」外部リンクにレポートが公開されていますので、是非そちらもご覧下さい。
 2014年5月15日、石原副領事はラインラント・プファルツ州バード・クロイツナッハにあるリナ・ヒルガー高校を訪問して、日本に関するプレゼンテーションを行いました。訪問したクラスは芸術専攻のクラスでしたが、中には日本語を独学で勉強している生徒もいて、熱心に講演を聞いていました。また、講演後に飴細工や京友禅のDVDを上映しましたが、芸術専攻の生徒たちは興味深く鑑賞していました。メディアを通じてではなく、日本人から直接日本についての説明が聞けるということで、新しい視点が開けるとの意見が多く講演は大反響でした。

過去の学校訪問(一部)

 2013年11月27日、石原副領事はラインラント・プファルツ州のキルンという山間の町にあるキルン高校に行き、日本のプレゼンテーションを行いました。とくに、アベノミクスに重点を置き、日本がどのように経済を復興させるかという説明を行いました。また、日本の四季ごとの伝統行事についても映像で紹介し、参加者は熱心に見入っていました。この事業とセットで行っている作文コンクールについても非常に関心が高く、優勝者は日本に行くことができると聞くと、ぜひ行ってみたいとばかりに興味を示していました。
 2013年6月19日、石原副領事は、ルードビッヒスハーフェン市にあるエルンスト・ブロッホ総合学校を訪問しました。当学校は、神奈川県立神奈川総合高校(横浜市)と交流があり、1年おきに互いの学生を受け入れています。この春には日本からの生徒約25人が1週間訪独し、当学校の生徒と交流しました。同副領事のプレゼンテーション後には、生徒から日本の経済・産業から歴史、現状の防災対策等様々な角度から質問があり、日本に対する関心の深さがうかがわれ、作文コンクールへの関心も高い様子でした。
 2012年11月21日、石原副領事は、ニーダーブロンバッハ市にある小学校を訪問しました。この学校では6年間、週に一回、シェーラー校長のご理解とシュミット先生の尽力で日本語の授業を行っています。6歳から9歳までの児童約50人が参加した今回の特別授業では、最初に、児童がきれいな日本語で自己紹介をしてくださいました。次に、同副領事が、クイズ形式で日本についての質問をすると、児童たちは、瞳を輝かせながら元気よく応答するなど活発で楽しい授業となりました。また、児童たちが「幸せなら手をたたこう」「カエルの歌」などを日本語で一生懸命歌ってくれる姿に日独友好の未来の橋をみるようでした。
 2012年11月15日、石原副領事は„ Japan im Klassenzimmer(学校訪問)“  のプロジェクトの一環として、オーバーウアゼル市にある職業専門学校、ホッホタウヌス学校を訪問しました。この学校では、約10年前に当館とフランクフルト独日協会と日本語普及センターが行っている作文コンクールの優勝者を出しました。17歳から19歳の生徒約70人が参加した授業では、石原副領事の日本についてのプレゼンテーションの後、生徒たちからの日本の学校制度、職業訓練や会社での平均勤務時間、日本の住居状況などの質問に、独日協会のザイデニッツ副会長が丁寧に説明をしました。作文コンクールへの参加に興味をかりたてられたかのように、申し込み用紙をもらっていく学生が多かったのが印象的でした。