総領事の活動

西川扇夢二 10周年記念公演 (令和7年3月9日)

 3月9日、日本舞踊家の西川扇夢二氏がフランクフルトでの活動10周年を記念し、フランクフルト国際劇場で特別公演を実施されました。
 西川扇夢二氏のご挨拶の後、伊藤総領事が公演開催への祝辞を述べました。西川扇夢二氏は、ヨーロッパ在住の数少ない日本舞踊家として、過去10年にわたりドイツをはじめ欧州各国で数多くの公演を行われ、日本の奥深い伝統のひとつである日本舞踊を紹介されています。
 10周年記念公演は、当館およびフランクフルト日本文普及センターが後援のもと、独日協会Vorderpfalz(Kopf hoch Japan e.V.)および独日協会フランクフルトとの共催で行われました。

 写真:西川扇夢二

伊藤総領事はボッパルト市を訪問しました(令和7年3月7日)

 3月7日、伊藤総領事はボッパルト市を着任挨拶のため訪問しました。伊藤総領事はツィンドルフ副市長およびロース青梅・ボッパルト友好協会会長と対談し、姉妹都市である青梅市との交流や、姉妹都市提携60周年として今年予定されているイベント等について意見交換をしました。その後、伊藤総領事と奥野副領事がボッパルト市のゲストブックに記帳しました。
 ボッパルト市およびロース会長は、日独間の友好と交流に大きく貢献されてきました。2013年、青梅市との緊密な連携と活発な交流によりボッパルト市が外務大臣表彰を受賞され、2022年にはロース会長が20年以上にわたる日独友好関係強化への多大な貢献により、旭日双光章を授与されました。

 写真左から、ロース・青梅・ボッパルト友好協会(Freundeskreis Ome-Boppard e. V.)会長、奥野副領事、伊藤総領事、ツィンドルフ・ボッパルト副市長。
 写真 © Stadt Boppard / Denise Bergfeld

FCバサラ・マインツの移転後公式戦開催 (令和7年2月22日)

 2月22日、国内のサッカーリーグで唯一の日本人経営クラブであるFCバサラ・マインツの新グラウンドお披露目イベント及び公式戦が行われ、伊藤総領事が挨拶しました。
 当日はマインツやフランクフルトから約350人の観客が集まり、選手の皆さんに声援を送りました。FCバサラ・マインツは見事快勝され、素晴らしい幕開けとなりました。

アンビエンテ2025の公邸レセプション (令和7年2月7日)

  2月7日~11日、メッセ・フランクフルトで開催された世界最大の消費財見本市アンビエンテには、日本からも多くの企業や地方自治体の関係者が参加し、革新的な新製品や伝統工芸品などを出展しました。
 見本市初日の7日は、総領事公邸に出展者や日本貿易振興機構(JETRO)、ヘッセン州経済・エネルギー・交通・住宅・地域開発省等の代表者を招いてレセプションを開催しました。参加者はリラックスした雰囲気の中で活発な意見交換を行い、人脈を広げられました。
 翌8日に、伊藤総領事はアンビエンテを視察し、各出展者より展示品の概要等について説明を受けました。

伊藤総領事はライベ・トリアー市長を訪問しました(令和7年2月7日)

 伊藤総領事はライベ・トリアー市長を訪問し、トリアー市の状況や、姉妹都市である長岡市との交流、今後の日独関係について意見交換を行いました。続いて歴史ある建造物であるエルサレム・タワーで歓迎会が行われ、伊藤総領事はトリアー市のゲストブックに記帳しました。ライベ市長は大聖堂も案内してくださいました。
 トリアー市は日本と密接な関係にあります。ライベ市長はすでに長岡市を2度訪問されています。また、トリアー大学には日本学科があり、多くの学生が日本に留学しています。さらにトリアー市には、市最大級の企業としてJTI(JTインターナショナル)グループの支社もあり、日本との経済的なつながりも強固です。

天皇誕生日祝賀レセプションを開催しました (令和7年2月6日)

 2025年2月6日、在フランクフルト日本国総領事館は、大勢の招待客とともに天皇陛下の誕生日を祝いました。
 伊藤総領事の挨拶に始まり、ミュラー州次官とシュテルツェル市参事からもお言葉を頂戴しました。いずれのスピーチにおいても、日本とドイツ、特にフランクフルトとの強い結びつきを強調され、両国の特別な友好関係をさらに進める意欲が示され、また、ボッパルト市と青梅市の姉妹都市提携60周年、フランクフルトの日本映画祭「ニッポン・コネクション」25周年、そして大阪・関西万博開催など、2025年に予定されている日独交流の記念日や祝賀行事等に触れられました。また、ソプラノ歌手の松本秋音氏が日本国歌とドイツ国歌を感動的に歌い上げました。

 写真:ステージ上で乾杯するミュラー州次官、伊藤総領事とシュテルツェル市参事

伊藤総領事は欧州中央銀行(ECB)のプロイスル・コミュニケーション総局長を訪問しました(令和7年2月5日)

 2月5日、伊藤総領事は欧州中央銀行(ECB)のヴォルフガング・プロイスル・コミュニケーション総局長を訪問しました。また、プロイスル総局長、ピレス国際・欧州関係総局次長等とともに、昼食を挟みつつ、日本や欧州の政治・経済情勢や国際社会における諸課題等について意見交換を行いました。
 その後、ECB本部ビル内を見学し、ECBの歴史や組織、現在の本部ビルがフランクフルトの旧卸売市場跡に建設されたことなどを学びました。

伊藤総領事は展覧会「A Floating World」の開始式に出席しました(令和7年1月30日)


 1月30日、伊藤総領事は、フランクフルト市の「応用美術館(Museum Angewandte Kunst)」で開催された「A Floating World: Impermanence and Motion in Japanese Art(流動する世界:日本美術における無常と動)」展覧会の開会式に出席しました。
 この展覧会は、北斎の有名な作品「神奈川沖浪裏」に見られるような、日本美術の2つの重要なモチーフである「流動」と「無常」を扱っています。1月31日から4月27日の間、前述の北斎の作品を含む、鎌倉時代(12~14世紀)から現代までの様々な作品が展示されます。
 同展覧会を担当する学芸員のフォン=デア=シューレンブルク氏は、約35年にわたり応用美術館の東洋美術作品の収集及び様々な展覧会での展示に携わってこられ、フランクフルトに限らない様々な地域の文化の発展に大きな足跡を残されてきました。
 数十年にわたる学芸員活動における日独友好強化への多大な貢献が認められ、同氏は令和2年に旭日双光章を受賞されました。

 展覧会の詳細はこちら:Museum Angewandte Kunst

写真(上) © Museum Angewandte Kunst
写真(下) 伊藤総領事とフォン=デア=シューレンブルク学芸員

伊藤総領事はブラッシュ・バート・ゾーデン市長を訪問しました(令和7年1月29日)

 1月29日、伊藤総領事はブラッシュ・バート・ゾーデン市長を着任挨拶を兼ねて訪問し、同市と日本の関係、特に友好都市である養老町との関係について意見交換しました。
 20年にもわたるバート・ゾーデン市と養老町の友好都市関係はスポーツ交流をきっかけに始まり、昨年はパンデミック後初めて交流が再開されました。ブラッシュ市長は、今後も定期的な交流会を実施し、養老町との関係を強化していきたいと言われました。
 今年の夏には、養老町のスポーツ交流団がバート・ゾーデン市を訪れる予定であり、2026年にはバート・ゾーデン市から日本への訪問も計画されています。

 写真:バート・ゾーデン市 

伊藤総領事はキンメル・カイザースラウテルン市長を訪問しました(令和7年1月28日)

 伊藤総領事はキンメル・カイザースラウテルン市長を着任挨拶を兼ねて訪問し、カイザースラウテルン市と日本の緊密な交流、特に、文京区との姉妹都市交流、日本庭園、大阪公立大学とDFKI(ドイツ人工知能研究センター)との学術交流等について意見交換しました。
 カイザースラウテルン市は1988年に文京区と姉妹都市提携を結びました。両都市は数多くの大学や研究所の所在地であり、また緑地が多いといった共通点があります。
 この姉妹都市提携の成果のひとつが、カイザースラウテルン市にあるヨーロッパ最大級の日本庭園です。この庭園は美しいだけでなく、伝統的な茶会や桜祭り、コスプレイベント等多くの日本文化イベントの会場として使われており、大勢の人々に日本の伝統文化やポップカルチャーに触れる機会を提供しています。大阪府立大学、カイザースラウテルン工科大学、DFKIの間での長年の協力関係等、カイザースラウテルン市では姉妹都市の枠組以外にも、日本との交流が盛んに行われています。

伊藤総領事はバイネ・ヘッセン州首相府儀典長を表敬訪問しました(令和7年1月23日)

 伊藤総領事はバイネ・ヘッセン州首相府儀典長を着任挨拶を兼ねて表敬訪問しました。
 ヘッセン州には数多くの日系企業が拠点を置いており、経済分野での日独の結びつきは近年一層強まっています。
 伊藤総領事は日系企業のサポートをはじめとする州首相府の協力に謝意を述べ、バイネ儀典長と同州における日独協力や国際交流について話し合いました。

伊藤総領事はカミンスキー・ハーナウ市長を表敬訪問しました(令和7年1月22日)

 伊藤総領事はカミンスキー・ハーナウ市長を着任挨拶を兼ねて表敬訪問しました。
 伊藤総領事とカミンスキー市長は日独関係について意見交換を行い、特に姉妹都市である鳥取市とハーナウ市との密接な交流について話し合いました。公式な姉妹都市関係は来年25周年を迎えますが、両市の交流自体は1980年代後半に始まりました。
 現在、ハーナウ市役所には、鳥取市面影小学校の子どもたちからハーナウ市宛に送られた年賀状が、子ども・青少年課の前に展示されています。

 写真 © Stadt Hanau / Moritz Göbel

フランクフルト日本法人会と独日協会の合同新年会(令和7年1月13日)


 1月13日にフランクフルトの日本法人会と独日協会の合同新年会が開催されました。
 日野・日本法人会理事長、バイヤー・独日協会会長、伊藤総領事、メンゲス・フランクフルトラインマイン国際投資促進公社社長がご挨拶しました。
 その後、(写真左から)日野理事長、元サッカー日本代表で現在はFCバサラ・マインツを率いる岡崎監督、伊藤総領事、メンゲス社長、バイヤー会長が、酒樽の鏡開きを行いました。

シュヴァイツァーラインラント・プファルツ州首相の新年レセプション(令和7年1月9日)

 2025年1月9日、伊藤総領事はシュヴァイツァーラインラント・プファルツ州首相の新年レセプションに参加しました。
 レセプションに先立ち、伊藤総領事は州首相府とIBWF(バイオテクノロジー・医薬品研究所)を訪問し、ラインラント・プファルツ州におけるバイオテクノロジー研究・産業等についてほかの参加者や専門家と意見交換をしました。

 集合写真はバイオテクノロジー・医薬品研究所(IBWF)で撮影されました。
 写真 © Staatskanzlei RLP

伊藤総領事はヨーゼフ市長を表敬訪問しました(令和7年1月7日)

 伊藤総領事はヨーゼフ・フランクフルト市長を着任挨拶を兼ねて表敬訪問しました。
 伊藤総領事は、フランクフルトは経済及び文化等の観点から重要であり、共通の課題への取組を含め、今後も日独・日フランクフルト関係の促進のため尽力していきたい旨発言がありました。ヨーゼフ市長からは、共通の課題への取組や姉妹都市である横浜市との関係に触れつつ、経済、文化交流等日本との協力を進めていきたい旨述べられました。

伊藤総領事はFCバサラマインツに面会しました(令和6年12月2日)

 伊藤総領事のフランクフルト着任に際して、サッカークラブFC バサラマインツの皆さんが総領事館を訪問しました。
 山下会長と岡崎監督は、伊藤総領事とクラブの活動について話し合いました。FCバサラマインツは日本人運営クラブとして、日本人選手にドイツをはじめとする欧州サッカー界に進出する機会を提供しています。「今後も総領事館と協力しながら、日独の窓口として活動していきたい」と意気込みを見せてくださいました。  



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