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館内の経済概況

在フランクフルト総領事館では、ドイツ中西部のヘッセン州、ラインラント・プファルツ州、ザールラント州の3州を管轄しており、2011年10月時点で、約6,000人の在留邦人が生活しており、228社の日系企業が存在しています。このうちの多くは、フランクフルト市を中心とするライン・マイン地域に集中しています。

各州の特徴は、以下の通りです。

※()内の順位は、当該項目でのドイツ連邦州16州の内の順位。

【ヘッセン州】

  • 面積:21,115キロ平方メートル(第7位)
  • 人口:608.8万人(第5位)
  • 名目GDP:2504.9億ユーロ(2014年、第5位、ドイツ経済に占める割合8.6%)
  • 失業率:5.7%(2014年平均、第4位)
  • ライン・マイン川流域に化学、機械、電機などの工業地帯が広がっている。
    また、中世の時代から見本市が開催されており、それに伴い金融や物流サービスが発達し、現在も欧州金融の中心地となっているほか、フランクフルト国際空港を核とする物流サービスも活発である。

【ラインラント・プファルツ州】

  • 面積:19,854キロ平方メートル(第9位)
  • 人口:401.1万人(第7位)
  • 名目GDP:1276.1億ユーロ(2014年、第6位、ドイツ経済に占める割合4.4%)
  • 失業率:5.4%(2014年平均、第3位)
  • ドイツ最大のワイン生産地であり、国内生産の約7割を占める。また、化学産業、機械産業分野でも発展している。

【ザールラント州】

  • 面積:2,569キロ平方メートル(第13位)
  • 人口:99.0万人(第15位)
  • 名目GDP:335.6億ユーロ(2014年、第15位、ドイツ経済に占める割合1.2%)
  • 失業率:7.2%(2014年平均、第7位)
  • 古くは、ドイツ国内での重要な製鉄、炭鉱の街として発展してきたが、近年は情報通信分野、医療技術分野、自動車産業への産業転換を図ってきている。

出典:外務省海外在留邦人数調査統計、ドイツ連邦統計庁