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総領事の活動


河原総領事は、オッフェンバッハ市での日独経済対話に出席しました(令和元年11月20日)

 20日,オッフェンバッハ商工会議所およびフランクフルト商工会議所の共催で,日独経済対話「邂逅」が開催され,日独双方の企業関係者約100名が出席しました。この行事では,人工知能が経済に与える影響,日EU経済連携協定の実施状況,独に進出した日系企業の経験,日本に進出した独企業の経験等,幅広いテーマについて情報提供と意見交換が行われました。 河原総領事は,冒頭の挨拶において,日独両国は法に基づく国際秩序及び自由貿易という基本的価値を共有し,また,モノづくりにおける高品質・正確さという共通の目標を有することから,高齢化社会,デジタル化といった課題への取組において,相互に学び合い,連携が期待できる旨述べました。


河原総領事は,ルートヴィヒスハーフェン経済大学で講演を行いました(令和元年11月13日)

 11月13日,河原総領事は,ルートヴィヒスハーフェン経済大学で「変化する社会における家庭とキャリア」と題した講演を行いました。
 同大学では,学生に対するキャリア支援として「Frauen im Fokus(女性に焦点を当てて)」というプログラムを実施し,様々な業界の女性管理職による講演を実施しています。講演の中で,河原総領事は,日本における女性の社会進出・男女共同参画のための制度の改善と現状について説明しました。また,自身の経験を踏まえて家庭生活とキャリアを両立するための工夫などについて,学生に助言を行いました。


河原総領事は,カイザースラウテルン市のチャリティーコンサートに出席しました(令和元年11月10日)

 11月10日,河原総領事は,ラインラント=プファルツ州カイザースラウテルン市で開催されたチャリティーコンサートに出席しました。カイザースラウテルン市は,30年にわたる文京区との姉妹都市関係を通じて,日本との交流が盛んで,素晴らしい日本庭園もあるなど,日本とはゆかりの深い市です。
 このコンサートでは,1993年にドイツの作曲家カール・ミヒャエル・コンマ氏が天皇陛下(当時は,皇太子殿下)のご結婚を祝して,雅楽からの着想を得て作曲した「大いなる平和の舞」が演奏されました。この御結婚慶祝曲は,1994年に宮中でこの日と同じ演奏家であるエーデルマン氏及びラスト女史により初演が行われたものです。


河原総領事は,DAAD(ドイツ学術交流会)元日本留学生のためのレセプションを開催しました(令和元年10月25日)

 10月25日,河原総領事は,公邸で,DAAD(ドイツ学術交流会)の「日本語学習と企業内研修」プログラムで日本に留学した方々のためのレセプションを開催しました。 このプログラムは1984年から開始され,ドイツの大学を卒業した若者が,日本語の学習と職業研修を行うためのプログラムで,現在でも続いています。
元留学生の多くは,この経験を生かして様々な分野で日本に関係する業務についており,日独の相互理解の増進と交流の進展に大きな役割を果たしています。


総領事は、Kurita Europe GmbHを訪問しました(令和元年10月23日)

 10月23日、河原総領事は、ラインラント=プファルツ州ルートヴィヒスハーフェンにあるクリタ・ヨーロッパを訪れました。 同社は栗田工業の水処理薬品事業の欧州及び中東・アフリカ地域の拠点であり、約500名の雇用を抱えるなど当地の雇用に大きく貢献しています。 日EU・EPAの発効や英国の EU 離脱等も踏まえたビジネス環境等について意見交換を行ったほか、同敷地内にある製品工場を視察しました。


総領事は,ドイツ・コスプレ選手権のレセプションを開催しました(令和元年10月19日)

 10月19日,河原総領事で,ドイツ・コスプレ選手権のファイナリスト及び主催団体関係者を招待して,公邸でレセプションを開催しました。
毎年,フランクフルト・ブックメッセの最終日に,ドイツ・コスプレ選手権の決勝戦が行われ,ドイツ各地から優秀なコスプレーヤーが集合します。
コスプレは,1980年代に日本で始まり,今では代表的なポップカルチャーとして世界各国に広まっています。
コスプレーヤーの多くは,アニメや漫画を通じて,日本の文化や社会に関心を持ち,日本語を学ぶなど,文化の架け橋としての役割が期待されています。


河原総領事は、Kubota Baumaschinen GmbHを訪問しました(令和元年10月10日)

 10日、河原総領事は、ラインラント=プファルツ州ツバイブリュッケンにあるクボタ・バウマシーネンを訪れました。同社はクボタ社の建設機械の欧州拠点であり、500名以上の雇用を抱えるなど当地の雇用に大きく貢献しています。日EU・EPAの発効や英国の EU 離脱等も踏まえたビジネス環境等について意見交換を行ったほか、同敷地内にある製品工場を視察しました。


河原総領事は、盆栽展「Bonsai Faszination 2019」に出席しました(令和元年10月5日)

 10月5日、河原総領事は、オアショルツ(ザールラント州)で開催された盆栽展に出席しました。同展覧会は、全独の盆栽愛好家が参加して毎年異なる都市で開催される展覧会です。河原総領事は、挨拶の中で、19世紀末のパリ万博において盆栽が始めて欧州に紹介されてから100年以上になることに触れた上、近年ではドイツを含む世界各国で多くの愛好家が盆栽を楽しんでいることは喜ばしいことであるとして、盆栽の普及活動を支えてきたドイツ盆栽クラブ及び各地の盆栽グループの方々の努力に敬意を表しました。


河原総領事は、ザールブリュッケン市長を表敬訪問しました(令和元年10月4日)

 10月4日、河原総領事はコンラート・ザールブリュッケン市長を表敬訪問しました。同市長は、同月1日に市長に就任したばかりで、同市の政治・経済状況や今後の市政の方向性等について説明がありました。総領事からは、日EU経済連携協定を活用した日独間の経済交流進展の可能性やザールラント大学やザールブリュッケン独日協会等を通じた文化・学術面での活発な交流につき紹介し、こうした交流活動への支援を要請しました。


河原総領事は、ボッパルト市を訪問しました(令和元年9月29日)

 9月29日、河原総領事は、ベルシュ・ボッパルト市長の招待で、ワイン祭に出席しました。右行事には、同市の姉妹都市である東京都青梅市より吉永 青梅・ボッパルト友好協会会長他、青梅市民の方々も参加し、本年のボッパルト青少年の青梅市への派遣や、来年の東京オリンピック・パラリンピックに際しての、青梅市によるドイツ・ホストタウンの取り組みなどについて意見交換をしました。


河原総領事はフランクフルト日本デー2019で挨拶を行いました(令和元年9月21日)

 9月21日(土)、河原総領事はフランクフルト日本デー2019で挨拶を行いました。フランクフルト日本デーはフランクフルト独日協会、フランクフルト日本法人会、日本文化普及センター及び当館の共催で2005年から開催しており、今年で14回目の開催を迎えました。フランクフルト市内の公民館Saalbau Bornheimにて、書道、墨絵等の日本の伝統文化を紹介する様々なブースが出展された他、舞台では太鼓の演奏や盆踊りなど多彩なプログラムが披露されました。河原総領事は挨拶の中で、当地における対日理解促進のために協力、尽力してくださっている関係各者に感謝の意を表するとともに、長い歴史を誇る日本デーに来場した方々に今年もイベントを楽しんでもらいたいと述べました。


河原総領事は,ニッポン・コネクション日本映画祭関係者を招いたレセプションを開催しました (令和元年9月17日)

 9月17日、河原総領事は毎年フランクフルトで開催されているニッポン・コネクション日本映画祭の主催者及び関係者を公邸に招待し、今年の映画祭の成功を祝うレセプションを開催しました。河原総領事から、これまでニッポン・コネクション日本映画祭が当地における対日理解促進に果たしてきた貢献をたたえ、関係者の協力・尽力に感謝申し上げると共に、来年20回目の開催となる同映画祭の成功を祈念しました。
 ニッポン・コネクション日本映画祭はフランクフルト市内複数の映画館で約1週間にわたり開催され、期間中は100以上の日本映画が上映される他、様々な文化イベントも開催され、日本文化を総合的に体験できるイベントです。ヘッセン州、フランクフルト市、企業等様々な団体からの支援を受けつつ、多くのボランティアの方々によって運営されています。


河原総領事は浜中青梅市長を表敬訪問しました(令和元年9月10日)

  9月10日、一時帰国中の河原総領事は、ラインラント=プファルツ州ボッパルト市と50年以上前から姉妹友好都市となっている東京都青梅市の浜中啓一市長を表敬訪問しました。両市の間では、青少年交流及びスポーツ交流を始めとする極めて活発な交流事業が続いています。また、青梅市は、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に際して、ドイツのホストタウンに登録されており、この機会にボッパルト市市民団の訪問が予定されているなど、両市民間及び日独両国間の友好関係と交流が更に促進されると期待されています。

※「ホストタウン」とは、日本の地方公共団体と、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に参加する国・地域の住民等が、スポーツ、文化、経済などを通じて交流し、地域の活性化等に活かしていくものです。スポーツ立国、グローバル化の推進、地域の活性化、観光振興等に資する観点から、「ホストタウン」の登録を全国各地に広げています。


河原総領事はハンス・ザールラント州首相とトスカーニ同州議会議長を表敬しました (令和元年8月29日)

 8月29日、河原総領事は、八木駐独大使に同行して、ハンス・ザールラント州首相(Mr. Tobias Hans, Ministerpräsident des Saarlandes)及びトスカー二同州州議会議長(Mr. Stephan Toscani, Landtagspräsident, Landtag des Saarlandes)を表敬訪問しました。同州と日本との高校生や大学生を含めた市民レベルの交流や日EU・EPAを活用した両国間の貿易・投資の活性化、更には最近の欧州情勢等幅広い分野に関して、和やかな雰囲気の中で意見交換を行いました。


河原総領事は、ドイチェンドルフ・ヘッセン州経済省政務次官を表敬しました (令和元年8月28日)

 8月28日、河原総領事はドイチェンドルフ・ヘッセン州経済省政務次官(Mr. Jens Deutschendorf, Staatssekretär, Hessisches Ministerium für Wirtschaft, Energie, Verkehr und Wohnen)を表敬訪問しました。
 訪問の中で、河原総領事とドイチェンドルフ政務次官は,ヘッセン州における日系企業の活動状況や、エネルギー、イノベーション等の分野における日独両国の先進的な取り組みや今後の協力の可能性について意見交換を行いました。同席した渡邊Jetroデュッセルドルフ事務所長からも、これらの分野における日系企業の有する最先端技術や日独企業間の連携事例などについて説明いただきました。 ドイチェンドルフ政務次官は本年11月に日本を訪問する予定であり、訪日は初めてであるため学ぶことが多いであろうと大変楽しみにしている旨述べ、終始なごやかな雰囲気で表敬を終えました。


河原総領事は第9回盆踊り大会に参加しました(令和元年8月17日)

 8月17日、河原総領事は日独盆踊り会が主催する第9回盆踊り大会(於:フランクフルト市内中心街Liebfrauenberg)に出席し、冒頭挨拶を行いました。 挨拶の中で総領事は日本の盆踊りについて、漁村や農村によっていろいろな踊りがあること、誰でも簡単に楽しめることが特徴であると述べ、会場に集まった人々も一緒に踊って楽しんで欲しい旨述べました。会場には多くの人が集まり、日本の夏の伝統行事の1つである盆踊りを一緒に踊りました。


河原総領事は、オッフェンバッハ商工会議所主催川越市歓迎レセプションに出席しました(令和元年8月9日)

 9日、河原総領事は、オッフェンバッハ商工会議所主催の川越市歓迎レセプションに出席しました。右レセプションは、オッフェンバッハ市と川越市の姉妹都市提携35周年を記念し、川合川越市市長、立原商工会議所会頭,三上市議会議長、及び市民団の訪独を歓迎して開催されたものです。河原総領事は来賓挨拶を行いました。右挨拶では、オッフェンバッハ市と川越市のパートナーシップの代表例として、特に20年以上継続しているビジネス研修生の交換プログラムにふれつつ、関係者の尽力に敬意と感謝を表明しました。


河原総領事は第2回マイン祭り開会式で挨拶を行いました(令和元年8月9日)

 8月9日、河原総領事は第2回マイン祭りの開会式にて挨拶を行いました。マイン祭は、フランクフルト市内で昨年第1回目が開催された日本祭りで、様々な舞台プログラムやブース、ワークショップ等を通じ、3日間にわたって日本文化を総合的に紹介するイベントとなっています。
河原総領事は挨拶の中で、主催者を始め、スポンサーやフランクフルト市による協力に感謝申し上げるとともに、日本のお祭りは、年齢や国籍に全く関係なく、皆が共に楽しむことができる機会であり、是非とも多くの方にマイン祭りを楽しんでもらいたい旨述べました。開会式では、ザウトナー・フランクフルト市参事、川合川越市長からも来賓挨拶が行われ、その後舞台上では和太鼓や日本舞踊のパフォーマンスが行われ、祭りの開会を華々しく演出しました。
なお、マイン祭りでは当館からもブースを出展し、来場者の方々に日本の文化を紹介しました。


河原総領事は、公邸で和菓子レクチャー・デモンストレーションを開催しました  (令和元年7月10日)

 7月10日、河原総領事は、令和元年度文化庁文化交流使に任命された和菓子職人の清水利仲氏がフランクフルトを訪れる機会を捉え、当地の飲食業・文化関係者を総領事公邸に招き、和菓子レクチャー・デモンストレーションを開催しました(文化庁文化交流使とは、文化庁が、芸術家、文化人等、文化に関わる方々を一定期間「文化交流使」に指名し、世界の人々の日本文化への理解の深化につながる活動や、外国の文化人とのネットワークの形成・強化に繋がる活動を展開する事業です)。
冒頭河原総領事より、和菓子は寿司や天ぷらと比べるとあまり知られていないものの、今回のデモンストレーションで和菓子の魅力を是非知っていただきたい旨述べました。その後、清水氏が和菓子の由来や魅力・種類等に関するプレゼンテーションを行い、アシスタントの安藤耕一氏と共に「練り切り」という和菓子作りのデモンストレーションを行いました。参加者は両氏の職人としての高い技術と作品の美しさに感銘を受けていました。続いて、参加者は実際に和菓子を試作し、試食を行いました。参加者からは和菓子の材料の入手方法や賞味期限等、様々な質問がなされる等、和菓子への関心の高さがうかがわれました。


河原総領事は、ドイツ映画博物館を訪問しました (令和元年7月9日)

 7月9日、河原総領事はフランクフルト市内にあるドイツ映画博物館(Deutsches Filminstitut & Filmmuseum e.V.)を訪問しました。訪問ではハリントン館長から、ドイツ映画博物館の沿革や役割,フランクフルトで毎年開催される日本映画祭Nippon Connectionの際の日本映画上映等に関する説明を受け、総領事より映画を通じた日本文化紹介への協力に謝意を表しました。その後、ハリントン館長の案内のもと、館内の展示を視察し、映像技術発展の歴史やAIを利用した最新の映像技術,若者や子供向けの教育活動等について説明を受けました。


河原総領事は,第7回なぎなた世界選手権に出席しました (令和元年7月6日)

 河原総領事は,7月6日,橋本国際なぎなた連盟会長,メンデ・ヴィースバーデン市長のご臨席の下開催された第7回なぎなた世界選手権に出席しました。
この選手権は4年に1回開催され、ドイツでの開催は初めてとなります。今回の大会には,16カ国のチーム,約100名が参加し,日頃の訓練の成果を競いました。
総領事は,挨拶の中で,日本の伝統的な武道の1つであるなぎなたが世界中に広まっていることは喜ばしく,こうした大会を通じて国際文化交流が促進されることを期待したい旨述べました。


河原総領事は,工芸美術館での七宝焼き展を視察しました (令和元年6月26日)

 26日,河原総領事は,フランクフルト市立工芸美術館で開催中の「七つの宝」と題する七宝焼き展を視察しました。
数年前に個人の収集家により同美術館に寄贈された約400点もの中から,明治時代を中心に,特に貴重な作品が展示されていました。
その後,グラーフ・フォン・シューレンブルク同美術館東洋部長と,同美術館の日本関連所蔵物や今後の展示予定等について意見交換しました。


河原総領事は,ラインラント・ファルツ州及びマインツ市関係者と意見交換しました (令和元年6月17日)

 6月17日,河原総領事はマインツを訪問し,ケッセル・ラインラントファルツ州議会議員,マッツ・マインツ市参事,イルマズ商工会議所国際部長他と面談しました。この機会に,日EU経済連携協定の運用状況及び経済効果,ラインラント・ファルツ州経済の強みや中小企業と日系企業のビジネスマッチングの可能性等について,情報共有と意見交換を行いました。


ニッポン・コネクション日本映画祭において,和食デモンストレーションを実施しました (令和元年5月30日)

 5月30日,総領事館はニッポン・コネクション日本映画祭の機会に,「旨みと出汁:伝統的な日本料理の秘密」をテーマにした和食デモンストレーションを実施しました。
河原総領事が旨みと出汁について講演を行ったあと,権田公邸料理人が,鰹節と昆布の合わせ出汁の作り方や出汁を使った料理の作り方を実演し,参加者に試食・試飲をしてもらいました。その後の質疑応答では,聴衆より,味噌の種類や出汁の保存方法など様々な質問が寄せられ,和食についての関心の高さが伺われました。


河原総領事はニッポン・コネクション日本映画祭のオープニングレセプションにて挨拶を行いました(令和元年5月28日)

 5月28日、河原総領事は第19回ニッポン・コネクション日本映画祭のオープニングレセプション (於:フランクフルト市内Mousonturm) に出席し、挨拶を行いました。
河原総領事は挨拶の中で、日本映画を上映するのみならず、様々なワークショップ等を通じ、来場者が「一緒になって」日本文化を体験し、相互理解を深める機会を提供してくれる同映画祭を高く評価すると共に,今回は本官と公邸料理人が和食に関する講演・デモンストレーションを行う予定であり,ぜひ参加していただきたい旨述べました。また,世界最大の日本映画祭とも言われているこの行事を支えているスポンサー及びボランティアの方々に感謝を意を表しました。
さらに,オープニングセレモニーではドーン・ヘッセン州科学・芸術大臣等が出席し、挨拶を行いました。


河原総領事は大和証券フランクフルト現地法人設立記念式典に出席しました (令和元年5月23日)

 5月23日、大和証券フランクフルト現地法人設立記念式典がフランクフルトで行われ、河原総領事は冒頭挨拶を行いました。
挨拶の中で、今回の現地法人設立を支援した関係各位に謝意を表すると共に,日本企業にとっての当地の魅力として、①自由貿易・法に基づく国際秩序といった日独の基本的価値の一致、②欧州内どこでも簡単にアクセス可能なハブ空港の存在、③オープンマインドで国際的な土地柄を挙げつつ、現地法人の設立を歓迎する旨、述べました。


総領事公邸で訪日促進イベントを開催しました (令和元年5月22日)

 5月22日、河原総領事はJTBを始めとした日系企業等と共催で、当地旅行業界関係者を招き、訪日促進のためのイベントを開催しました。2020年の東京オリンピック・パラリンピック両大会を契機とするドイツからの訪日促進のため,各社が日本の魅力のプレゼンテーションを行い,また日本酒や公邸料理人の作った和食を提供しました。後半のレセプションでは、日系企業側と当地旅行業界関係者の間で、ドイツ人に日本へ関心を持ってもらい、実際に足を運んでいただくためにどういった取組が効果的か意見交換を行いました。※なお、本イベントは当館が策定した「公邸利用ガイドライン」(日系企業、日本の地方自治体、業界団体等の皆様が事業促進、観光誘致等の目的で展示会や各種セミナー等を開催する際、希望される企業の方々に当館総領事公邸を通常の外交活動に支障のない範囲で可能な限り積極的に開放し、活用するもの)に即して開催されたものです。


河原総領事は国際弓道大会に出席しました (令和元年5月4日)

 5月4日,河原総領事は,フランクフルトで開催された国際弓道大会に出席し,祝辞を述べました。
挨拶の中で,弓道選手が,身体だけではなく精神を鍛えることが重要という日本の文化や考え方を理解し,国際相互理解に貢献していると評価すると共に,現在建設中のフランクフルトの弓道場の完成及びその道場を通じての更なる弓道の普及に対する期待を述べました。


河原総領事は花王/ゴールドウェル 30周年記念式典に出席しました (平成31年4月30日)

河原総領事は、ダルムシュタットで開催された花王/ゴールドウェル30周年記念式典に出席しました。花王は、30年前にヘアケア製品で有名なゴールドウェル社を買収する形で当地に進出し,現在ではサロン用ヘアケア製品で世界第4位とのことです。河原総領事は、挨拶の中で、事業の着実な進展は,製品の品質の高さのみならず,従業員や地域社会との関係を重視する姿勢があったためと考えられるとし、30年間尽力されてこられた関係者の皆様や同社を支援してきたダルムシュタット市に敬意を表すると共に,更なる発展を祈念する旨述べました。


河原総領事は大峰堂薬品工業とHWI社の業務提携式典に出席しました (平成31年4月30日)

4月30日,河原総領事は,ラインラント=ファルツ州のリュルツハイムで開催された大峰堂薬品工業とHWI社の業務提携式典に出席しました。この度,日本製の漢方薬が初めてドイツにおいて販売許可を受け,製造及び販売について両社の提携が成立しました。河原総領事は挨拶の中で,日本製漢方薬の販売許可手続きにおける関係者の努力を評価すると共に,本年2月の日・EU経済連携協定の発効を活用し,様々な分野における日独間の貿易・投資活動の一層の活発化を期待する旨述べました。


河原総領事は、ニマーマン・ヘッセン州経済省政務次官を表敬しました (平成31年4月25日)

4月25日、河原総領事はニマーマン・ヘッセン州経済省政務次官(Dr. Phillip Nimmermann, Staatssekretär, Hessisches Ministerium für Wirtschaft, Energie, Verkehr und Wohnen)を表敬訪問しました。
表敬訪問では河原総領事より、同州における日系企業の活動状況や日EU・EPAが2月1日に発効したこと等に触れつつ,日独間の今後の貿易・投資活動がさらに発展するよう期待する旨述べました。
これに対しニマーマン政務次官からは、日EU・EPAの発効や日系金融機関の多くがフランクフルトに欧州拠点を置く決定をしたことはヘッセン州としても喜ばしいと考えており、パートナーとして日本を重要視していると述べました。その後,貿易・投資促進のための日独の中小企業に対する情報提供や支援の重要性等について意見交換を行いました。


河原総領事は、ブランデンシュタイン城シーボルト博物館を訪問しました (平成31年4月24日)

4月24日、河原総領事はヘッセン州Schlüchtern-Elmに所在するブランデンシュタイン城シーボルト博物館を訪問しました。
博物館にはフランツ・フォン・シーボルトが19世紀に日本から持ち帰った美術品や手書きの草稿など様々な所蔵品が展示されており、シーボルトの子孫であるフォン=ブランデンシュタイン=ツェッペリン・ヴュルツブルク・シーボルト協会会長から、シーボルトの生い立ちやシーボルト研究の現状等についてついてお話を伺いました。
視察後、河原総領事はフォン=ブランデンシュタイン=ツェッペリン会長を始めとする出席者と共にシーボルトを通じた日独文化交流や関連の展示会等について意見交換を行いました。


河原総領事は、「国際女性の日」レセプションを開催しました (平成31年3月6日)

3月6日、河原総領事は3月8日の「国際女性の日」を記念して公邸でレセプションを開催しました。レセプションには当地政財官等各分野で活躍する女性リーダー達が集まり、ハイリヒ (Rosemarie Heilig)フランクフルト市参事及びショーダー=シュタインミュラー(Kirsten Schoder-Steinmüller)オッフェンバッハ商工会議所会頭による挨拶を始め、活発な意見交換が行われました。


河原総領事はメッセフランクフルト社モシャゲ副社長を訪問しました (平成31年3月4日)

モシャゲ副社長は、Light & Building、ISH、Texprocess等日本企業が多数出展するメッセの責任者を務めています。河原総領事より、近年,日本では大企業だけでなく,中小企業も海外市場での展開を指向しており,こうした日本企業にとってフランクフルトメッセは質の高い製品を紹介する場として極めて重要な機会であると述べました。また本年2月に発効した日EU・EPAにより益々日独の経済関係の発展が期待されることから、今後も引き続き緊密な連携を確認しました。


河原総領事は、日EU・EPAセミナーを開催しました (平成31年2月21日)

日EU・EPAが2月21日に発効しました。これにより日本から欧州への輸出品の99%が関税撤廃され、世界GPDの約3割,世界貿易の約4割を占める世界最大級の自由な先進経済圏が誕生しました。
  河原総領事は、2月21日(木)、当地の企業、法律家、各国総領事等を招き、公邸で日EU・EPAセミナーを開催し,50人程の参加者が集まりました。JETROデュッセルドルフ木場次長より日EU・EPAの概略を説明したほか、ドイツを代表する中堅企業Schott社レッシュ副社長より日本市場での経験について、製薬企業Merz社からヴィンドシャイフ・シニアディレクターより日本企業との協業を通じた経験についてお話しいただき、また、Ernst&Youngムザール東京事務所パートナーを招いて、日本のビジネス環境についてプレゼンテーションをしていただきました。
河原総領事は、先般のメルケル首相の訪日により,日独両国が自由貿易の旗振りに役になっていることをあげつつ,同EPAの発効により日独が益々ウィン・ウィンな関係となっていくことを期待する旨、挨拶しました。


河原総領事は、フランクフルト市シューレ・アム・リード校を訪問しました (平成31年2月15日)

15日、河原総領事はフランクフルト市シューレ・アム・リード校 (Schule am Ried) を訪問しました。同校は、2017年から横浜市立桜丘高校と姉妹校関係にあり、この日は姉妹校交流の一環としてドイツを訪れた桜丘高校の15名の生徒を歓迎するウェルカムパーティが開催されました。
河原総領事はパーティの中で来賓挨拶を行い、桜丘高校の生徒たちを歓迎するとともに、150年以上続く日独の交流が、こうした姉妹校交流を続いて将来に繋がっていくことを喜ばしく思う、ぜひドイツ滞在を満喫して欲しいと述べました。
ウェルカムパーティでは、リード校の生徒が音楽で桜丘高校の生徒を歓迎したほか、桜丘高校の生徒からは「ソーラン節」のダンスパフォーマンスや、日本についてのプレゼンテーションがなされました。ウェルカムパーティ後の昼食会では、生徒達は初日にもかかわらず、積極的にコミュニケーションをはかっており、河原総領事も参加した高校生たちと談笑しました。
桜丘高校の生徒は約一週間の日程で、リード校の生徒のもとでホームステイを経験しながら、授業を一緒に受けたり、市内観光を行ったりすることとなっています。


河原総領事は、アンビエンテ出展社との懇親会を開催しました (平成31年2月8日)

アンビエンテは生活雑貨の見本市として世界最大級の規模を誇り、日本からも80社を越える出展社が参加しています。河原総領事はアンビエンテ出展中の日系企業のブースを訪れ、展示品の説明を受けるとともにメッセに関する意見交換を行いました。
同日夕刻には、アンビエンテ出展社を公邸に招待し懇談会を行いました。メッセ出展社のうち特に初出展の方は、メッセに出展したものの何をすべきかわからないといった声が聞かれ、こうした声の解消に向け、ノウハウの共有のためのネットワーキングの場を提供しました。
また、今月1日には日EU・EPAが発効しており、欧州のビジネスチャンスは拡大しています。JETRO増田所長より同EPAの概略及びドイツ見本市の活用方法についてプレゼンをいただきました。


河原総領事は、ヴィッシングRLP州副首相兼経済大臣を表敬しました (平成31年2月4日)

2月4日、河原総領事はヴィッシング・ラインラント・プファルツ州副首相兼経済大臣(Dr. Volker Wissing, Stellvertreter der Ministerpräsidentin des Landes Rheinland-Pfalz, Minister für Wirtschaft, Verkehr, Landwirtschaft und Weinbau des Landes Rheinland-Pfalz)を表敬訪問しました。
表敬訪問では河原総領事より、不確実性が増す現在、価値を共有する日独の協力が不可欠であること、そういった中で日EU・EPAが2月1日に発効したこと、2月4~5日にメルケル首相が公式実務訪問賓客として訪日していること等、日独関係にとって喜ばしい出来事が続いており、今後さらに両国の協力関係が深まっていくことに期待する旨述べました。
これに対しヴィッシング大臣からは、日EU・EPAの発効はRLP州としても大変喜ばしい、アジアにおけるパートナーとして日本を重要視していると述べました。両者は、その後RLP州の経済事情やAIの活用等について意見交換を行い、終始和やかな雰囲気で表敬を終えました。


河原総領事はメッセ・フランクフルト社ブラウン取締役を表敬しました (平成31年1月31日)

31日河原総領事は、世界最大級の生活雑貨見本市・アンビエンテの最高責任者であるメッセ・フランクフルト社ブラウン取締役を表敬しました。アンビエンテは毎年2月に開催され、日本からも80社を越える出展者が参加する重要な見本市です。
日本の出展企業に対する支援方法や日EU・EPA発効に伴う日独企業間の貿易や連携の進展の可能性等について意見交換しました。


河原総領事は、フランクフルト独日協会及びフランクフルト日本法人会共催新年会レセプションに出席しました (平成31年1月28日)

1月28日、河原総領事は、フランクフルト独日協会及びフランクフルト日本法人会共催の新年会レセプションに出席しました。右レセプションは,日系企業関係者や当地で日独交流に携わる様々な分野の方が一堂に会する機会となっており、河原総領事は来賓挨拶を行いました。右挨拶で,昨年当地で様々な文化交流イベントが実施されたことや,多くの日系企業が様々な分野で活発に活動をしていることに触れつつ,本年2月に日 EU ・ EPA が発効することや、メルケル首相の訪日が予定されていることを紹介し,良好な日独関係がさらに深化、拡大していくことに期待を表明しました。また、当地で日独交流に携わっている全ての方々に謝意を表明しました。


河原総領事は,人工知能等に関する日独共同ワークショップのレセプションに出席しました (平成31年1月15日)

1月15日より,カイザースラウテルン市で DFKI (ドイツ人工知能研究センター)と JST (科学技術振興機構)の共催により,知的情報処理や人工知能等に関する日独共同のワークショップが開催されました。初日の夜には,ヴァイヒェル市長も参加の下,レセプションが開催され,総領事より,人工知能やロボット技術を含む先端技術に関する日本政府の政策について触れた上で,こうしたワークショップを通じて日独両国の研究者間の交流や協力が進展するよう期待する旨述べました。


河原総領事は、三菱ケミカルを訪問しました (平成31年1月8日)

1月8日、河原総領事は、ヴィースバーデンにある三菱ケミカル・ヨーロッパを訪れました。同社は三菱ケミカル社の欧州ビジネスの中核をなす拠点で500名の雇用を抱えるなど当地経済にも大きな影響を持っています。
英国の EU 離脱等も踏まえたビジネス環境等について意見交換を行ったあと、同敷地内にある製品工場を視察しました。


総領事の活動 2018年